立ち上がる非正規労働者、そしてそれを支える人たち

『議会と自治体』2009年4月号

共産党が発行している雑誌『議会と自治体』2009年4月号。巻頭2論文や特集「雇用・地域経済と自治体」で、各地での「派遣切り」とのたたかいをとりあげている。

なかでも、福島県、三重県、広島・福山市の3人の議員さんの手記は、「非正規切り」で文字どおり仕事と同時に住むところも失いつつある労働者たちを励まし支え、労働組合づくりを支援しているとりくみが紹介されていて、読み応えがあった。

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支持者以上に支持を広げる党、支持者しか支持しない党

各種世論調査で、麻生内閣の支持率が若干回復。といっても、依然として20%台だが、小沢一郎代表の西松建設違法献金問題で民主党の支持率が下がっていることの反映。

おもしろいのは読売新聞の世論調査。公明党は、政党支持率で3.3%、そして「仮に今、衆議院選挙が行われるとしたら、そのうちの比例代表選挙では、どの政党に投票しようと思いますか」の質問でもやっぱり3.3%で、まったく延びしろながない。自民党も27.2%と27.5%で、もはやコアな自民党支持者しか自民党に投票する気がない、ということだろう。

対照的に共産党は、政党支持率では2.4%と公明党より下だが、投票先としては約1.7倍の4.1%の支持を集めている。いまの“共産党の勢い”が伺われる数字だ。

内閣支持率、26.3%に回復(TBS News-i)
小沢氏続投「納得せず」66%、内閣支持率は微増…読売調査(読売新聞)
内閣・政党支持と関連問題 2009年4月電話全国世論調査(読売新聞)
日本テレビ世論調査 内閣支持率2割台回復 | 日テレNEWS24

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吉岡吉典氏 16年前の小沢ゼネコン疑惑の追及

今週の『AERA』(朝日新聞社)には「小沢氏とゼネコンの原点」という記事が載っている(筆者はライターの長谷川煕氏)。その中で、先日亡くなられた吉岡吉典氏の国会質問(1993年10月12日の参議院予算委員会)が取り上げられている。

国会議事録はいまはインターネットで読むことができるので、早速調べてみた。記事は、胆沢ダムに関連したゼネコン汚職に注目しているが、質問を読んでみると、それだけでなく、1993年の総選挙で、ゼネコンによる「裏選対」が設けられたという新生党の「ゼネコン選挙」の問題を追及している。

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スウェーデンの新聞でも

スウェーデン語の新聞にも、日本共産党に注目した記事が掲載されたようです。最初は何語かサッパリわからなかったのですが、URLのドメインがseになっていたので、スウェーデンだと判明。Google翻訳で英語に直してみると、ちゃんと変換されました。(^_^;)

タイトルは「衝撃を受けた日本で若者は左に引っ張られる」という感じでしょうか? 中川辞任問題や麻生内閣の支持率の低さ、「派遣切り」などの大量解雇、『蟹工船』ブームなどに触れた後、ラストで「赤への傾向は明瞭だ」と結んでいます。(たぶん…)

Unga drar åt vänster i ett skakat Japan – Världen – Sydsvenskan – Nyheter dygnet runt

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共産党・志位委員長 仏ル・モンド紙に登場

日本共産党・志位和夫委員長(仏「ル・モンド」)

フランスの名門紙「ル・モンド」(インターネット版、3月6日付)が、「危機を背景に日本共産党が予想外の再生」と題して日本共産党の志位和夫委員長への取材記事を掲載しています。

La renaissance inattendue du PC japonais sur fond de crise – Le Monde.fr

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海外メディアに注目される共産党

このBlogでも、いろいろ紹介してますが、いま日本共産党が海外メディアから注目を集めています。ということで、共同通信が、それに注目した記事を配信しています。

共産党に海外メディア取材殺到 党員増なぜ?(共同通信)

ちなみに、記事中にでてくる外国特派員協会での講演は、こちら↓によれば、今日午後おこなわれた模様。はたして、どんな講演になったんでしょうか。

Kazuo Shii, Japanese Communist Party Leader | FCCJ: The Foreign Correspondents’ Club of Japan

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こんどはフランス L’expressが日本共産党を紹介!!

フランスのL'EXPESSという雑誌?のサイトが、「危機が押し上げる日本共産党」という記事を載せています。

このあいだイタリアのニュースを見つけたときに気づいたのですが、イタリア語ではjapanではなくGiappone。だから、いくらGoogleを"japan communist"で検索しても、イタリア語の記事はヒットしません。同じように、フランス語でも、日本はjapanではなくjaponais。ということで、Googleを"japonais communiste"で検索してみたところ、この記事を見つけた、というわけです。

La crise dope le PC japonais : L'express

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「イタリアでは消滅した共産党が復活している国がある」

イタリアのVirgilio notizieというポータルサイト?で、APCOMのニュースとして、「危機が共産党に味方する」(?)という記事が流れています。

冒頭では、「イタリアでは議会から消滅 ((「イタリア共産主義再建党」は、第2次ブローディ内閣によるイタリア軍のアフガニスタン派遣延長をめぐって分裂し、2008年4月の選挙で上下両院の議席を失った。))したし、いわゆる第一世界の国々でも文字通り消滅したが、世界の先進国の中で、『ハンマーと鎌』 ((旧ソ連の国旗などでおなじみの旗のこと。ハンマーが労働者階級、鎌(といっても日本の鎌ではなく、もっと大きな草刈り鎌)が農民階級を象徴。このニュースでは共産主義の代表としてあつかっているが、日本共産党の旗は「ハンマーと鎌」ではない。))が復活している国が1つある」といって、日本で共産党が15カ月連続で党員を増やしているというニュースが大きな話題になっていると紹介しています。たぶん (^^;)

Giappone/ La crisi spinge su adesioni Partito comunista -focus | Esteri | ALICE Notizie
Giappone/ La crisi spinge su adesioni Partito comunista… -2- | Esteri | ALICE Notizie

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“共産主義出づる国”

こんどはアメリカのGlobalPostというニュース・サイトが、日本共産党を紹介しています。タイトルは「共産主義が伸びる国」「共産主義出づる国」。23歳の最近共産党に入った若者にインタビューをしています。

Land of rising communism | GlobalPost

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イタリアの新聞?が日本共産党を取り上げる?!

インターネットを探っていたら、こんな記事が。

どうやらイタリアの新聞?のようです。それともたんなるブログ? 金融関係のサイトのようですが、なんにせ、イタリア語なので、ほとんど皆目分かりませ。(^_^;)

GIAPPONE : FORTUNA COMUNISTA . – Finanza in Chiaro – Editoriali – Notizie – Borsa & Mercati

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ロイターが共産党・志位委員長にインタビュー

ロイターが、「日本共産党、与党ブロックには加わらないと発言」というニュースを配信しています(リンク先はロイター・インド版ですが)。記事を読むと、2月13日に志位和夫委員長にインタビューをおこなったようです。

Japan Communists say wouldn't join ruling bloc | Reuters

内容的には、あまり目新しいところはありませんが、世界から見れば、総選挙で民主党が勝利したときに、共産党が政権に加わるかどうか、注目されているのかもしれません。

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『週刊SPA!』にU30の共産党員・池内さおりさんが登場!!

SPA!2009年2月24日号

今週の『SPA!』(2月24日号)に、日本共産党東京12区青年運動部長の池内さおりさんが登場しています。

いわく、U30世代のための「イマドキ左翼」。U30とは「アンダー30」つまり20歳代という意味です。26歳で衆議院小選挙区候補として元気に駆け回っている池内さんはぴったりですね。(^^;)

池内さおりさんのブログはこちら↓。
池内さおりの活動日誌

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『週刊プレイボーイ』で 青年共産党員が座談会

『週刊プレイボーイ』2009年2月23日号

『週刊プレイボーイ』(2月23日号)が「政局メガ特集 怒りの一票、選挙はまだか!!」という特集を組んでいます。「派遣、フリーター、失業者…『次はかならず選挙に行く』という人々が急増中!」という角度から、政治にたいする若者の動きを取り上げています。

そのなかの1つとして、麻生首相の地元、福岡の若者の声を紹介していますが、おもしろいのは、わざわざ福岡まで取材にでかけた週刊プレイボーイ編集部が安居酒屋に集めた青年3人というのが、みんな共産党員だということです。(^_^)v

昔なら、「偏ってる」と言われ、絶対に企画にはならなかったでしょう。それが、当然のごとくやられている。いまは、若者の声が聞きたかったら共産党に聞け! そういう時代なのかも知れません。

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志位さん、またまた『BOSS』に登場!!

『BOSS』2009年3月号

経営塾の発行する月刊『BOSS』昨年12月号に続いて、現在発売中の3月号に、またまた共産党の志位和夫委員長が登場しています。「人間の“使い捨て”は資本主義の堕落です」というタイトルで、4ページにわたるインタビュー。

しかし、実はそれだけではありません。志位さんのインタビューの直前には、「トヨタ首脳が代々木へ 財界の共産党詣でが始まった」と題するリポート載っていて、さらにその前には「トヨタの正念場」という特集も。一括りにはなっていませんが、志位さんのインタビューもトヨタ特集の続きのように読める編集になっています。

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