台風が…

0時あたりから、急に雨が猛烈な勢いで降り始めました。アパートの部屋は1階なので、部屋の中でも外の雨音が非常によく聞こえます。バチバチバチと雨が地面を打つ大きな音がしています。やっぱり台風の影響ですねえ。

もう昨日になりましたが、もと同じ職場の同僚と「鉄鍋餃子」のお店で食事をしてきました。餃子3種類にタコのピリ辛サラダに激辛牛鍋、それからワタリ蟹チャーハンと、お腹いっぱい食べました(まだ他にも注文した気がするが、もはやすっかり忘れてしまった…)。ここのチャーハンは、とても美味しいのですが、1皿2人前か3人前もありそうな大盛りで、とてもじゃないけれど仲間と来ないと食べ切れません。そして最後に、杏仁豆腐などのデザートまで食べて、これで1人前3000円。お安く、満腹になりました。(^^)v

米大使館が同型ヘリの飛行当面中止を発表

アメリカ大使館が、28日、墜落したヘリと同型機の飛行を当面中止すると発表しましたが、これについて琉球新報29日付が鋭い指摘をしています。

また、事故原因についての米側の説明についても、一方で「事故機固有のもの」としながら、後部回転翼が落下した理由については、構造上の欠陥なのか整備不良なのかは「分かっていない」と答弁するなど矛盾した態度をとっていることを指摘しています。

県民の反発を危ぐ 矛盾対応で米軍迷走(琉球新報)

しかし、事故直後に同型機6機を飛行させており、今回の措置は、当面は米軍側にとって飛行させる必要性がなくなったから、ということなんでしょうねえ。

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しかし実際に改定を申し入れたことは一度もない

自民党の安倍幹事長や石破防衛長官などが、米軍ヘリ墜落事件で米軍が日本側の現場検証を拒絶した問題で、日米地位協定の運用改善がなされないなら改定しなければならないと発言しています。
御本人たちは、重大な決意を込めたつもりで発言されているのでしょうが、しかし、これまで日本側から日米地位協定の改定をアメリカに申し入れたことは一度もありません。国内向けに深刻そうな発言をする前に、まずアメリカにきちんと申し入れをしてみてはどうでしょうかねえ。

地位協定、改定も視野に=安倍自民幹事長?茂木沖縄相は「運用改善で」(時事通信)
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ようやく逮捕に

日歯連1億円献金問題で、東京地検が橋本派会計責任者を逮捕。

日歯連の献金が明らかになって、橋本派は政治資金収支報告書を訂正していましたが、前にも書いたように、記載漏れがあっても遡って訂正さえすれば問題なしというのは、国民感覚からいって許されないことです。しかも、1億円というのは、橋本派の年間寄付収入と同じぐらいの額です。それを「うっかり記載し忘れました」なんていうことはありえません。逮捕された会計責任者も、「この金は表にだしてはいけないものだと思った」と意図的な不記載であることを認めており、逮捕は当然です。

旧橋本派の会計責任者を逮捕 日歯連1億円小切手問題(朝日新聞)

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丸山昇『上海物語』

上海物語カバー

柄谷行人を読んでいると書きましたが、その“息抜き”というわけではありませんが、中国文学の丸山昇氏『上海物語』(講談社学術文庫)をぱらぱらと読み終えました。親本は1987年に出されたということですが、「中国の城都」シリーズの1冊ということでは気づかなかったのかも知れません。

上海を舞台に、清末から辛亥革命、さらに日中戦争へと時代の動きを追いながら、日中文化人たちの交流を調べ上げた本です。魯迅、郭沫若といった有名な人物だけでなく、労働運動や革命運動の中心地でもあった上海で活躍したたくさんの中国文学者が登場します。また、日本人も、芥川龍之介、谷崎潤一郎、佐藤春夫、金子光晴などのほか、内山完造、林京子など、さまざまな文学者が登場。人間ドラマとしても、ぐいぐい引き込まれてしまいました。

【書誌情報】著者:丸山昇/書名:上海物語 国際都市上海と日中文化人/出版社:講談社(講談社学術文庫1667)/発行年:2004年07月/定価:1050円+税

最近買った本

本を処分して引っ越したというのに、さっそくいろいろ新しい本を買い込んでいます。(^^;)

  • 保立道久著『歴史学をみつめ直す 封建制概念の放棄』(校倉書房)
  • 柳美里『8月の果て』(新潮社)
  • 丸山昇著『上海物語 国際都市上海と日中文化人』(講談社学術文庫)
  • 尹載善著『韓国の軍隊 徴兵制は社会に何をもたらしているか』(中公新書)
  • 佐藤卓己著『言論統制 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』(中公新書)
  • 河合幹雄著『安全神話崩壊のパラドックス 治安の法社会学』(岩波書店)
  • 置塩信雄著『近代経済学批判』(有斐閣双書) ←古書です

置塩『近代経済学批判』は、本当に1年以上ずうーーーーっと探していた本。古本屋さんでも全然出回りものが無く、ほとんど諦めかけていました。(^^;)
尹『韓国の軍隊』――帯に「すべての国民は国防の義務を負う(大韓民国憲法第39条) 兵役義務の知られざる実態とは」とあったので、とりあえず購入。自民党などは、憲法改正で「国防の義務」を明記しようとしているだけに、「国防の義務」が憲法に明記された国の実態を知ることは必要だと思います。

と、これだけ買い込んだにもかかわらず、目下のところは柄谷行人著『トランスクリティーク』(批評空間、2001年)を読んでいます。これも、出たばかりのときに買ったのですが、ずーーーっと埋もれていて、引っ越しで“発掘”したものです。(^^;)

恩師の研究をふり返って

引っ越しで本を移したために、何がどこにあるかさっぱり分からなくなりました。その代わり、昔買ったままになっていた本などを“再発見”したりもします。(^^;)

今日、何気なく恩師の『幕末社会の展開』(佐々木潤之介著、岩波書店、1993年)を手に取ってみました。終章を読むと、最後に先生が、新たな「絶対主義論」の展開を展望しつつ、それは別稿に譲ると書かれているのを発見。大学院を辞めてから、近世史にかんする論文はほとんど読まなくなり、この本も買ったままになっていました。結局、この別稿は書かれずじまいになった訳で、今さらながら、なぜ本書が刊行されたときにすぐ読んでおかなかったかと悔やまれます。

米軍ヘリ墜落事件で情報ネットワークのHP解説

沖縄国際大学総合文化学部の教員・学生有志による「情報ネットワーク」のホームページが開設されました。事件の経過や、目撃証言などが掲載されていて、事件の様子をあらためて知ることができます。

沖国大ヘリ墜落事件情報ネットワーク

「緊急着陸だった」ではすまされない

米軍がヘリ操縦士を賞賛していることについて、「琉球新報」の社説が非常に的確な指摘をしています。

1つは、操縦士が人のいないところへヘリを墜落させようと操縦したというのが本当なのかという問題。後部ローターが落下した段階で、ヘリは操縦不能だったはずと指摘しています(後部ローターが落下すれば、機体がぐるぐる回転してしまい操縦不能になるはず)。
もう1つは、ヘリを墜落させ、住民を危険にさらした責任を棚上げして、乗員を賞賛する無責任さ、傲慢さです。

そもそも、米軍は「墜落」であることさえ認めず、あれは「緊急着陸」「不時着」だったというのです。あれが「緊急着陸」なら、自動車事故も「衝突」ではなく「緊急停止」だったということになるでしょう。社説は最後に、こうした米軍の増長を許しているのは日本政府の姿勢に責任があるとも指摘しています。本当にその通りだと思います。

米軍司令官発言・重大性の認識に欠ける(琉球新報ホームページ – 特集 – 米軍ヘリ沖国大墜落)

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素晴らしい操縦だったと褒めてる場合か?

米軍の準機関誌「星条旗」(Stars & Stripes紙)27日付は、沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事件の記事を掲載。その中で、現場に一番最初に駆けつけた海兵隊員たちが、墜落したヘリのパイロットの操縦を「素晴らしい操縦をした」と褒め称えたそうです。

まあ、確かに住宅地のど真ん中に墜落するのに比べたらマシだったのかも知れませんが、墜落した大学の本部棟には教職員がいたし、キャンパスには学生もたくさんいたのだから、「素晴らしい操縦」などと褒めて“美談”になんぞされたら、たまったものではありません。犠牲者が出なかったのは、ほんと偶然なのですから。

それより、事故直後に現場に駆けつけた海兵隊員が独断で現場を封鎖し、現場の写真を撮った日本人に向かって「フィルムをよこせ」などと迫ったというのですから、たんなる緊急対応の範囲を超えています。

米軍、星条旗で自画自賛「素晴らしい操縦」(琉球新報)
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韓国、国家保安法廃止の動き

韓国で、国家保安法廃止の動きが起こっています。国家保安法は、軍事独裁政権時代に民主化運動弾圧のために利用されるなど、これまでたくさんの人権侵害をうみだしてた法律。独裁政権時代には、『資本論』を読むことさえできませんでした。しかし民主化が進んだ現在でも同法は廃止されておらず、韓国で開催されたアジア大会に参加した北朝鮮選手を北朝鮮国旗を振って応援することまで国家保安法違反とされました。

もともとこの法律は、日本の治安維持法をひきつぐかたちで制定されたもの。廃止すべきという意見にたいしては様々な反対も予想されていますが、もし実現すれば、韓国の「民主化」もいよいよ本物になったことを証明するものといえます。

国家保安法廃止論議が本格化(朝鮮日報)
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関西電力って…美浜原発2号機でも

NHKの報道によれば、配管破損事故のあった関西電力美浜3号機の隣の美浜2号機でも、昨年9月の定期検査で配管の肉厚が安全基準を下回っていたことが分ったにもかかわらず、その後はいかんの交換もせずに運転を続けていたそうです。

これでますます、今回の事故が「たまたま検査リストから漏れいてた」ために起こったのではなく、「安全管理」をやる気のない関西電力の“体質”が引き起こした事件であったことが分ります。

配管 2号機でも基準下回る(NHKニュース)

ちなみに、このニュースはまだ新聞やインターネットでは流れてないみたいですが、NHKの特ダネなんですかねえ…。

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労働組合プロ野球選手会が合併差し止めの仮処分申請へ

労働組合プロ野球選手会が、近鉄・オリックス球団合併の差し止めを求めて仮処分を申請することになりました。今日の「朝日」の論壇欄に、古田敦也会長の投稿が掲載されていましたが、選手会の要望はきわめて妥当なものだと思います。球団側が「はじめに合併ありき」で頑なに対話を拒否する態度をとっている以上、法的措置もやむを得ません。

訴訟ということになればさまざまな議論が飛び出しそうですが、プロ野球ファンは選手会の動きを支持して声援を送り続けましょう。

合併差し止めの仮処分申請へ=プロ野球選手会、27日にも(時事通信)
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ニアミス…

今年3月、地球からわずか6,600kmの上空を小惑星が通過していたことが明らかになったそうです。上空6,600kmというとピンと来ませんが、静止衛星が上空3.6万kmですから、その5分の1程度、月と地球の距離37万kmからすれば約50分の1という“近さ”です。といっても、ハッブル望遠鏡の軌道が600kmに比べれば相当に上空ではあるのですが…。

ちなみに地球をかすめていった小惑星は直径8メートルとか。この程度なら、大気圏に突入して燃え尽きるということはないでしょうが、まあちょっとでかい隕石というところでしょうか…。恐竜絶滅をもたらした巨大隕石と言われるものは、直径10kmほどと推定されているので、とりあえずご安心を。(^^;)

小惑星が地球とニアミス…観測史上最短の6600キロ(読売新聞)

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徹底的な検証拒絶

沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事件で、米軍は、日本側の検証嘱託(つまり、日本側が直接検証できないので、代わって米軍に検証を依頼するということ)も拒否してきました。

つまり、今回の事件について、米軍外部の介入は一切拒絶するということです。

琉球新報ホームページ 米軍、検証嘱託も拒否 県警、立件困難に
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人名漢字488字追加

追加された488字の一覧表を見ていたら、自分の姓に使われている漢字を発見しました。姓だから、人名漢字に含まれていなくても何も問題はないのですが、しかし、僕にとっては一番近しい漢字が、実は名前には使えなかったというのは、ちょっと驚き…でした。

つっぱりくんがやってきた!

家具転倒防梨??置

注文していた「つっぱりくん」が届きました。いわゆる「家具転倒防止装置」です。狭い部屋に本棚をいっぱいに並べたので、もし夜中に寝ているときに地震が起こると“逃げ場”がありません。前の部屋では、本棚を片側に寄せて、一箇所だけ本棚が倒れても下敷きにならない場所をつくって、そこで寝ていたのですが、今度はそれができず、それで転倒防止装置をつけることにしました。インターネットで注文し、値段は2本1組で1780円+税。

本棚ぐらいと侮る事なかれ。阪神大震災では、テレビが宙を舞い、本棚やタンスが倒れその直撃を受けて亡くなったり怪我をした人がたくさんいました。しかし、本当に効き目があるのかどうかは、あまり確かめたくはありません。(^^;)