田村秀男『人民元・ドル・円』

本カバー

中国経済の実情を、「人民元」という通貨を通して紹介しています。著者は、日経新聞の経済部出身のジャーナリストで、中国「脅威論」や「崩壊論」をまくし立てるのではなくて、経済成長を可能にした仕組みを、それが生み出したさまざまな矛盾と一緒に、いろんなエピソードを交えながら紹介しています。気楽に読めて、中国の「改革開放」経済のしたたかさや奥深さが分かったような気がします。

面白いと思ったのは、人民元が事実上ドル・ペッグだったということ。そして、それが中国経済の驚異的な発展を可能にしている最大の条件になっているという指摘です。
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中学生の意識調査

こっちは赤い百日紅

「朝日」8/1付に、大手進学塾「市進学院」(本部・東京)による中学生2万人(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、山梨)の意識調査の結果が報道されています。記事の中から、面白そうなデータを紹介すると

●今の日本はよい社会だ

そうは思わない 59.7%
そう思う 8.7%
どちらとも言えない 31.6%

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今朝は…

今朝は午前7時まで、ぐっすり眠ることができました。でも、起きてカーテンを開けてみると、外は曇り空。遮光カーテンの効果があったのか、それとも曇っていたためなのか……。うむむ、分からん。