3年間で雇用創出23万人をねらった厚生労働省の「地域雇用受皿事業特別奨励金」制度で、実際に雇用の見通しがついたのは約3000人にとどまっていることが明らかになりました。リストラによる失業者を雇用した場合に補助金を出すというものですが、一方でリストラを野放しにしておきながらでは、雇用増は望むべくもない、ということです。
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給与は減り残業は増える…
厚生労働省の毎勤統計によれば、今年6月の現金給与総額は前年同月比2.4%減。所定内給与が0.5%減の一方で、所定外給与(要するに休日出勤・残業代)は4.8%増。現金給与全体のマイナスに貢献したのは、「特別に支払われた給与」(つまりボーナスなど)の5.6%減でした。
また、労働時間は、総実労働時間で0.2%増、とくに所定外労働時間が4.1%増と24カ月連続増加となっています。雇用では、一般労働者(正規雇用)が1.2%減に対し、パートタイム労働者は6.4%増となっています。
要するに、正規雇用が減りパートが増え、給与水準は低下し、残業が増えているということ。一方では失業者やリストラ首切りがあり、他方では残業時間が増える…。実に不合理です。
開き直り
確かに法律を厳格にしたからと言って、不正政治献金事件が減るとは限らないだろうけど、やっぱり不正な政治資金の授受は、罪になるということは厳格にやってほしい。主管大臣が「制度を厳しくすれば(政治と金の問題が)確実に減るというものではない」と言ってしまったのでは、初めから、法律で規制するつもりはありませんと宣言したようなもの。国民の疑惑には何も答えず、もっとカネが欲しいという本音が透けて見える感じがします。
最低限、「後で訂正すれば大丈夫」という仕組みを改める、それに「繰越金」についてはきちんと現金・資産と照らし合わせて監査する――この2点は改善してほしい。
田村秀男『人民元・ドル・円』
中国経済の実情を、「人民元」という通貨を通して紹介しています。著者は、日経新聞の経済部出身のジャーナリストで、中国「脅威論」や「崩壊論」をまくし立てるのではなくて、経済成長を可能にした仕組みを、それが生み出したさまざまな矛盾と一緒に、いろんなエピソードを交えながら紹介しています。気楽に読めて、中国の「改革開放」経済のしたたかさや奥深さが分かったような気がします。
面白いと思ったのは、人民元が事実上ドル・ペッグだったということ。そして、それが中国経済の驚異的な発展を可能にしている最大の条件になっているという指摘です。
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中学生の意識調査
「朝日」8/1付に、大手進学塾「市進学院」(本部・東京)による中学生2万人(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、山梨)の意識調査の結果が報道されています。記事の中から、面白そうなデータを紹介すると
●今の日本はよい社会だ
そうは思わない | 59.7% |
---|---|
そう思う | 8.7% |
どちらとも言えない | 31.6% |
今朝は…
今朝は午前7時まで、ぐっすり眠ることができました。でも、起きてカーテンを開けてみると、外は曇り空。遮光カーテンの効果があったのか、それとも曇っていたためなのか……。うむむ、分からん。
別にそこまで忠義を尽くさなくても…
小泉首相が「不愉快だ」として、マイケル・ムーア監督の映画「華氏911度」は見ないと宣言したそうな。「冬ソナ」はよく見ているのにねえ…。ブッシュ大統領にあくまで忠義を尽くすつもりなんでしょうが、見もしないで「政治的に偏ってる」というのは、「建設的な議論」ではありませんね。
遮光カーテンを買ってきました
東向きなため、朝早くから部屋が明るくなって、すっかり寝不足に悩まされています。
それで、今日は東急ハンズで、「遮光カーテン」なるものを買ってきました。外光を99.99%遮るというのですが、はたして効き目の程はどんなもんでしょう。明日の朝が楽しみです。(^^;)
ところで先週金曜日の夜から、右足の小指の痺れた感じがずっと続いています。体の向きや体重のかかり具合では、ピリッと鋭い痛みが走ることもあります。他にも両足の親指の内側の側面が、やっぱり少しだけ感覚が変だったり、両手の人差し指のやっぱり親指側の側面がちょっとジンジンしたり、ともかく奇妙な感じがするので、今朝、病院に行って整形外科の先生に見てもらいました。しかし、見立ては「原因はよく分からない。腰の神経が圧迫されている場合だと、力が入らなくなったりするが、そうした所見もないし、局所的なので、しばらく様子を見よう。1カ月も続くとか、もっと痺れが広がるとかしたら、もう一度診よう」という診断でした。う〜む、これで診察料を取るのかよ、ヾ(??;)ぉぃぉぃ
午後に市役所に電話。粗大ゴミを出すのに、回収料を払わないといけないので、料金の確認。電気ごたつは、やぐらの部分(500円)と、こたつ板(200円)と、こたつ布団(200円)と、3つになるので超割高です。他にも、プラスティックの衣装ケース(200円)、布団2枚(200円×2)、座椅子(200円)、カーペット1枚(200円)ということで、〆て1900円でした。こたつのやぐらは、ぶっ壊してしまえば、木の部分は可燃ゴミ、その他は不燃ゴミでタダで出せたかも知れないのに…。あ〜、損した…。
球団合併・1リーグ制反対デモ
プロ野球の球団合併や1リーグ制に反対する野球ファンのデモ行進がおこなわれました。巨人軍の選手も合併反対の署名活動を開始しました。暑い中ご苦労さまでした。いろんな形でファンの声を上げていくことが大事だと思います。
プロ野球機構やオーナー諸氏は、ぜひこの声を聞いてほしいと思います。
白くても百日紅?
近くの公園で、白い花のさるすべりを発見しました。さるすべりは漢字で書くと「百日紅」ですが、白くてもやっぱり百日紅なんでしょうか? (^^;)
ニシキヘビが使われていたのか
中国の楽器「二胡」が税関で差し止められることが増えているそうです。その理由は、ニシキヘビの皮が使われていて、ワシントン条約で国外持ち出しに許可証が必要なため。それを知らずに中国で購入して、そのまま日本に持ち込もうとするケースが増えているそうです。
小沢一郎の影響力
民主党の岡田代表が、訪米中の憲法改正問題に関連した発言にたいする小沢一郎氏の批判について、「私は憲法改正の前については何も語っていない」と発言。
結局、自由党と合流した後の民主党内での小沢一郎の影響力の大きさがあらためて示されたということです。
社会保障懇談会
官房長官の私的懇談会「社会保障の在り方に関する懇談会」の第1回会合が開かれました。年金だけでなく、医療、介護を合わせて、社会保障全体を見直すというものです。
それにしても、最初かっら、日本新聞協会理事(杉田亮毅氏)が「将来的には負担が増えるとともに、給付が減ることは避けられない」という認識で出発するなど、結局、負担増・給付減の議論に終始しそうです。
在日米軍基地の再編問題は
在日米軍基地再編の動きは、座間への第1軍団司令部の移転と、横田空軍基地とグアム空軍司令部の統合・移転とが優先される見込みだと産経新聞が報じています。
日本周辺の極東地域を対象とする横田・第5空軍司令部と、広くアジア・太平洋地域を対象とするグアムの第13空軍司令部との統合計画は、当初はグアムの第13空軍司令部を廃止して横田に統合するらしいと報道されたのですが、7月29日の報道あたりから、いったん第13空軍司令部を第5空軍司令部に統合した上で、司令部そのものを横田からグアムに移す計画に変更されたようです。
※第13空軍の管轄空域は、東は太平洋地域(北太平洋を除く)から、西はインド洋、マダガスカル島まで、オーストラリア、東南アジア、中国、モンゴルなどアジア太平洋の広範囲にわたっています。地図は、横田に米空軍司令部統合案を参照。
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朝日が……
引っ越しの真っ最中です。
新しい部屋は東向きです。東向きの部屋って初めてだったんですが、いまどき朝早くから部屋の中が明るくなるし、暑くなるんです。もちろん厚手のカーテンをきっちり閉めているのですが。う〜む、これは大変かも知れない……。
引っ越しの方は、とりあえず寝起きするのに必要なものだけ運んでしまったら、なんだか落ち着いてしまって、あと運ぶ気がしません。(^^;) 困ったなあ〜