今度は、マイスナー版の『資本論』を手に入れました。(^^)v
マイスナーというのは出版社の名前で、『資本論』は初版からこのマイスナー社から出版されました。マイスナー版といわれているのは、その中でも、マルクス、エンゲルス没後にマイスナー社が増刷したものを言います。ちなみに、私が手に入れたのは、第1巻が1917年刊の第7版、第2巻は1910年の第4版、第3巻は1911年の第3版です。
これ↑が、マイスナー版であることの証拠。(^_^;) 「ハンブルク、オットー・マイスナー出版社、1914年」と印刷されています。
ちなみに、マイスナー社は、現在も存在しています。→Otto Meissners Verlag
マルクス、エンゲルス没後の増刷版と言っても、中身は、エンゲルスが編集・発行した最終版(第1巻でいえば1890年刊の第4版、第2巻は1893年の第2版、第3巻は1894年の初版)そのままです。100年近く前の本ですが、状態は非常によくて、製本もしっかりしています(ただし製本は、後でやり直した可能性あり)。
さて、あとは、いよいよマルクス生前最後の版である『資本論』第1部第2版を手に入れるだけです。(^_^;)