【2003年】
7月26日 | イラク復興支援特別措置法が成立 |
12月9日 | 自衛隊派遣などの「基本計画」を閣議決定 |
12月18日 | 防衛庁が自衛隊の活動を定める「実施要項」を決定 |
12月19日 | 空自先遣隊に派遣命令 |
12月26日 | 空自先遣隊が出発 |
12月27日 | 空自先遣隊がクウェート到着 |
【2004年】
1〜3月期
1月9日 | 陸自先遣隊と空自本隊に派遣命令 |
1月16日 | 陸自先遣隊が出発 |
1月19日 | 陸自先遣隊がイラク南部サマワ入り |
1月22日 | 空自本隊の第1陣が出発 |
1月26日 | 陸自本隊と海自艦隊に派遣命令。空自本隊の第2陣が出発 |
2月3日 | 陸自本隊の先発隊が出発 |
2月8日 | 陸自本隊の先発隊がサマワ入り |
2月20日 | 海自輸送艦が北海道・室蘭港を出発 |
2月21日 | 陸自本隊の主力部隊第1陣が出発 |
2月25日 | 陸自部隊が仮宿営地に引っ越し |
2月27日 | 陸自主力部隊第1陣がサマワ入り |
3月3日 | 空自がイラクヘ初の物資空輸 |
3月13日 | 陸自本代の主力部隊第2陣が出発 |
3月17日 | 空自の交代要員がクウエート入り |
3月20日 | 陸自主力部隊第2陣がサマワ入り |
3月27日 | 陸自主力第3陣がサマワ入り |
【2004年】
4月期〜
4月4日 | シーア派最大の宗教行事「アルバイン」のため、陸上自衛隊は宿営地の外での活動を自粛。13日、再開 |
4月7日 | 宿営地付近に迫撃弾が落下 |
4月8日 | 日本人3人が人質に |
4月9日 | サマワ市内で、外国軍撤退を求める2000人のデモ |
4月15日 | 人質3人、バグダッドで解放される |
4月17日 | 日本人人質2人、解放される。サマワ近郊でオランダ軍と武装部隊とが銃撃戦、イラク人1人が負傷 |
4月20日 | 佐藤正久一佐・業務支援隊長が一時帰国。21日、石破防衛長官に報告 |
4月21日 | サマワを州都とするムサンナ州の地元紙が世論調査結果を報道。「自衛隊派遣はサマワの利益になると思うか」との設問に「思う」43%、「思わない」51%。自衛隊駐留については「続けてほしい」49%に対し、「撤退してほしい」47%に。(共同、4月23日インターネット配信) |
4月22日 | オランダ軍宿営地に迫撃砲 |
4月29日 | 自衛隊宿営地のより付近に迫撃弾が落下 |
4月30日 | イラク南部のオランダ軍宿営地に3発の迫撃砲。うち2発は宿営地内で爆発、1発は敷地外で爆発し、車両が損傷。オランダ軍宿営地は、自衛隊の宿営地から約30キロ。 |
5月8日 | 第2次隊第1派140人が日本を出発 |
5月10日 | サマワ市内で爆発、オランダ兵1人が死亡、1人が負傷 |
5月15〜17日 | サマワ市内でサドル派と治安当局との間で銃撃戦 |
5月16日 | 第2次隊第2派230人が出発。交代で第1次隊第1派の110人が帰国へ。 |
5月17日 | 第1次隊第1派の110人が民間チャーター機で旭川に到着。 |
5月20日 | 空自輸送部隊が使用している、サマワ近郊のタリル空港付近に砲弾が着弾。 |
5月22日 | 陸自第2次派遣部隊の第3波として、約110人がチャーター機で千歳基地を出発。第2次派遣部隊の全員約470人(警務隊約10人を含む)が出国 |
5月24日 | 陸自第2次イラク派遣部隊の第2波約230人のうち約120人がサマワの陸自宿営地に到着。クウエートから空自C130で移動 |
5月26日 | 陸自派遣部隊の指揮官が交代。第1次部隊の番匠幸一郎一等陸佐(46)から第2次部隊の今浦勇紀一等陸佐(45)へ。番匠一佐ら第1次部隊は5月末に帰国 |
6月7日 | 陸上自衛隊の宿営地で食中毒。130人が医務官の診察をうけ、最高時60人が下痢症状。 |
6月11日 | サミット参加の小泉首相がブッシュ大統領に自衛隊の「多国籍軍」参加を表明 |
同日 | 石破茂防衛庁長官が、衆院安全保障委員会で、多国籍軍への自衛隊参加について多国籍軍の指揮権の下にはないというのは「参加の条件ではない」と発言。 |
6月12日 | オランダ政府がサマワ派遣オランダ軍を来年3月で撤退させると表明。 |
6月15日 | マクレラン米大統領報道官が記者会見で、自衛隊は「ポーランド、英国、イタリアの各軍隊と同様に」自国の指揮系統のもとにあると述べるとともに、「多国籍軍全体は米司令部によって監督される」と発言。 |
6月16日 | 自民、公明両党が多国籍軍への自衛隊の参加を了承。 |
6月18日 | 政府が、多国籍軍への自衛隊参加のため、イラク復興支援特別措置法の施行令改正と自衛隊派遣の基本計画変更を閣議決定。 |
6月21日 | 外務省が自衛隊の多国籍軍参加にかんする米英政府との「了解」事項の内容を文書にまとめて公開。 |
6月25日 | 津曲義光航空幕僚長が記者会見で、空自派遣部隊の空輸支援について、「部隊として行動することが明確で、指揮官もいるような部隊は運ばない。戦闘目的で移動するため、空自のC130輸送機を使うのは勘弁してくれということだ」と発言。 |
6月26日 | 陸上自衛隊復興業務支援隊の第2次要員(隊長・田浦正人1佐)10人が成田からクウェートに向けて出発。隊員残り約80人も順次出発の予定。任期3カ月の復興支援群にたいし、業務支援隊は、6カ月間にわたってイラク国内の行政機関や各国部隊との連絡・調整、報道への対応などをおこなう。 |
同日 | イラク駐留米軍高官が、来年3月のオランダ軍撤退後のサマワ周辺の治安維持は「英軍が担当するなら道理にかなっている」と発言。英軍は、現在、バスラを含むイラク南部の治安維持を担当中。 |
※この年表は、共同通信の記事(インターネット)から引用したものに、その後の動きを追加したものです。