地方オケの現況

「東京新聞」27日付に、「次世代につなぐオーケストラ 札幌交響楽団と“3つの改革”」という特集記事が掲載されています。

記事の前半は、存続が危ぶまれる事態となっていた札幌交響楽団が事務局長に宮澤敏夫氏を迎えておこなった3つの改革についての紹介。<1>演奏の質の向上、<2>教育への貢献、<3>社会への貢献――という「3つの改革」は、誰にも文句のないものでしょう。

で、後半は、大阪の4つのオーケストラ(大フィル、関西フィル、大阪シンフォニカー、大阪センチュリー)について、関西経済の低迷や大阪府などの財政難の中で、統廃合の声が上がっているという話。とくに1989年に大阪府が設立したセンチュリー響の存続が最も懸念されているそうです。

しかし、クラシック音楽はもっと身近にあってよいはずのもの。何とか前向きに打開されることを期待します。

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歴研大会に行ってきました

今日は、10数年ぶりに歴研大会に行ってきました。出席したのは現代史部会と、お昼休みに開かれた教科書問題の特設部会。

特設部会は「歴史研究と教科書叙述」というテーマで、扶桑社の「新しい歴史教科書」の問題点を検討するもの。140人定員の教室に、僕を含め立ち見の人まででて、全部で180人の参加。若い人たちが多かったのが印象的でした。
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今週の「九条の会」(5月27日まで)

今週の各地の「九条の会」の活動をインターネットのニュースから拾いました。

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さてどうするか…

9月18日の内田光子さんのリサイタル・チケットががとれたのはよいのですが、その日は、ジェイムズ・デプリースト指揮でショスタコーヴィチ室内交響楽(バルシャイ版)&交響曲第5番の都響コンサートもあるのです。

都響のコンサートは午後2時から、池袋西口の東京芸術劇場。
内田さんのリサイタルは、午後6時からサントリーホール。

ハシゴは可能だといえば可能なんですが、ショスタコのあとベートーヴェンのピアノ・ソナタというのは、なかなかハードかも…。さて、どうしたものでしょう。