ブラウザのOperaが、パソコン用について完全無料化されました。携帯端末用で儲かるめどが立ったということのようです。(^_^;)
日本語でも、すでに無料でダウンロードできるようになっています。
→http://www.jp.opera.com/
オペラ：パソコン用を完全無料化
ノルウェーのオペラ・ソフトウェアは20日（現地時間）、パソコン用のブラウザー「オペラ」を完全に無料化すると発表した。これまで無料版は上部に広告が表示され、止めるには39ドル支払う必要があったが、今後は従来の有料版を無料で配布する。パソコン用ブラウザー市場でシェアが伸び悩んでいるため、モバイル分野に賭ける決断をしたもようだ。
理由は詳しく説明していないが、採算後回しでもシェアを確保するのが狙いとみられる。最新のシェア調査によると、最大手の「インターネット・エクスプローラ」が86.31％で、「ファイヤーフォックス」も8.27％で健闘しているが、オペラは0.62％にとどまっている。一時はタブ型ブラウザーの先駆け的存在として、「第3のブラウザー」ともてはやされたが、最近はファイヤーフォックス人気で影が薄くなっていた。
一方、携帯電話用ブラウザーは好調で、05年上半期は世界で670万台の携帯に搭載され、前年同期の320万台から倍以上に膨らんだ。第3世代端末を売り込みたい日本のメーカーも、携帯でパソコン並みのインターネットを楽しめるブラウザーとして積極的に採用している。
このため、携帯分野で収益を確保できるめどがたち、パソコン用は無料化に踏み切ったとみられる。また、モバイルでの成長を維持するためには、パソコン分野でも一定のシェアを維持し、ユーザーの支持、認知度を高める必要があると判断したもようだ。日本語にも対応、電子メールによるサポートサービスは年29ドルで継続する。【南優人／Infostand】オペラ日本語版
http://www.jp.opera.com/[毎日新聞 2005年9月21日]
先日、Opera10周年パーティ限定で無料ライセンスを公開していたのを手に入れたので喜んでいたんですが…。(^_^;)