本日のお買い物。読む余裕があるのかどうかわからないけどね 松本有一『ピエロ・スラッファ 非主流の経済学者』(関西学院大学出版会、2021年10月刊)
カテゴリー: 経済学
woの先行詞は「南部」か?
資本論第2部第3編「社会的総資本の再生産と流通」、第20章「単純再生産」、第12節「貨幣材料の再生産」の最後のあたりで、奴隷制度の話が出てくるところに、次のような文章が登場する。 ……アメリカ合衆国においてさえ、北部の賃… 続きを読む woの先行詞は「南部」か?
Google Booksではいろんなものが見つかってしまう件(続き)
Google Booksで見つかるのは『資本論』の原本だけではない。マルクスが『資本論』を執筆するにあたって利用したさまざまな文献のコピーもGoogle Booksでは見つかる。 マルクスが「機械論」を執筆するさいに勉強… 続きを読む Google Booksではいろんなものが見つかってしまう件(続き)
Google Booksで資本論の各版が見つかる件
Google Booksを検索してみると、マルクス、エンゲルス関係、資本論関係のさまざまな文献が見つかる。まず、『資本論』そのもの。第1部では、初版(1867年刊)は見つからないが、それ以外はコピーが公開されている。 第… 続きを読む Google Booksで資本論の各版が見つかる件
『経済学批判』27ページとはどこか?
『資本論』第3部第19章で、マルクスは、「貨幣制度一般が、どのようにして最初、異なる諸共同体間の生産物交換のなかで発展するかについて、私はかつて指摘したことがある」と述べて、そこに注(42)を付して、『経済学批判』(ベル… 続きを読む 『経済学批判』27ページとはどこか?
資本論第3部第17章「商業利潤」の翻訳について
資本論第3部第17章「商業利潤」を読んでいて、どうしても日本語として意味不明なところにぶつかってしまった。それはヴェルケ版のページで308ページの終わりから309ページにかけて、商人資本が商業労働者の賃金を支払うために前… 続きを読む 資本論第3部第17章「商業利潤」の翻訳について