自民党改憲案の前文最終案が明らかに

「アジアの東、太平洋と…」という書き出しを見れば、これが中曽根案を下敷きにしたものであることは明らか。

僕は、あんな時代錯誤の前文はごめんです。

「憲法前文」、自民党最終案判明(TBS News-i)

「憲法前文」、自民党最終案判明

 自民党が検討している憲法改正草案の冒頭の文章を入手しました。憲法の顔とも言える前文ですが、自民党の最終案がJNNの取材で明らかになったものです。
 国会では6日、憲法改正の具体的手続きについての議論が始まったばかりですが、7日朝は自民党の新憲法起草委員会の前文についての小委員会が開かれました。
 今回JNNの取材で明らかとなった自民党の新憲法草案の前文は、「日本国民はアジアの東、太平洋と日本海の波洗う美しい島々に?」という書き出しで始まっています。
 前文はまず、国民統合の象徴としての天皇の地位を明記した上で、「和を尊び」「独自の伝統と文化を作り伝え」など、自然、文化、歴史など、日本という国の成り立ちをうたっています。そして国民主権、基本的人権の尊重、国際協調という国家の3大原則を規定。
 さらに、国家の目標も記されていますが、国際社会との関わりが福祉や教育よりにも前に置かれ、他国との連携にも触れるなど、国際平和に積極的に関与していく姿勢を鮮明にしています。
 内政については地球環境保護の姿勢を打ち出し、条文で盛り込まれる見込みの環境権と連動し、「新しい時代の憲法」という色合いを出しています。
 そして最後に明治憲法、昭和憲法の果たしてきた役割について触れた上で、占領下に制定された現行憲法との違いを強調するため、日本国民が自らの手でこの憲法を制定すると宣言しています。
 (Q.自民党案の狙いは)
 「国民投票で通りやすいことが1つ、もう1つはなんといっても国会の3分の2をとるためには民主党と合意できなければならない。今の民主党の顔ぶれを見る限り、復古調では通らない。しかし、こういう日本国憲法の改善・向上という意味であれば、今の民主党はのってくると思うんですね。そこに狙いがあると思いますね」(慶応大学 小林 節教授)
 「自由とか民主主義とかもちろん強調しているんですけれども、それに加えて、天皇とか愛国心ということを入れることによって、新しい自民党の目指す国づくりの方向を出そうとしていることだと思うんですね」(一橋大学渡辺治教授)
 この前文最終案は、微調整の上、早ければ来週12日の憲法起草委員会の全体会議で示され、今月28日には正式に決定される見通しです。憲法の顔とも言われ、基本理念を示す「前文」の自民党案が明らかになったことで、今後、改正憲法の中身の議論も加速しそうです。(7日17:57)

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