遺族会が靖国神社と勉強会?

本日の日経新聞の記事。見出しをみると、遺族会がA級戦犯「分祀」にむけて勉強会を開くつもりになったのかと思ってしまいますが、記事をよく読むと、とりあえず「勉強会」みたいなものを設置するが、A級戦犯「分祀」は無理というもの。さて、この記事の意図は如何に?

「A級分祀」を議論 遺族会、靖国神社と勉強会構想(日経新聞)

「A級分祀」を議論 遺族会、靖国神社と勉強会構想
[NIKKEI NET 2006/10/05 07:02]

 靖国神社に祭られているA級戦犯の分祀(ぶんし)の是非の検討を「自民党総裁選の終了」まで封印してきた日本遺族会(古賀誠会長)で、靖国神社と一緒に勉強会を設ける構想が浮上している。分祀に限らず、靖国問題全般を取り上げる方向だ。分祀の是非に真正面から取り組めば遺族会が分裂しかねないが、検討を求めた古賀氏の意向も無視できないため、テーマを絞らない勉強会設置で論議を事実上先送りする思惑があるようだ。
 11月1日、遺族会の森田次夫副会長が靖国神社の総代職に就く。会長が務める慣例だが、総裁選をにらんで分祀論を唱えた古賀氏が6月に辞任し、空席になっていた。
 靖国神社は一貫して分祀に反対。総裁戦が終わっても「遺族会がまともに議論すれば組織が割れる。来夏の参院選どころではなくなる」(幹部)という事情は変わらない。
 勉強会を設置すれば古賀氏のメンツは立ち、テーマを広げれば当分の間、方向性を出さずに済む。勉強会を非公式会合にとどめる可能性もある。会の中では「真剣に議論しても1年や2年で結論が出る話ではない」との見方が多い。
 遺族会は2月、会長の諮問に答える形で「分祀は神社の問題だ」と政治の不介入を確認した。ある幹部は「古賀さんは朝令暮改と言われても言い訳できない。水面下で会長辞任を求める声もくすぶっている」と話す。
 いずれにせよ、分祀するかどうかを実際に決めるのは神社側。「たとえ一人残らず遺族が賛成しても、分祀はしない」と非公式に遺族会に伝えてきているという。
 遺族会は11月15日に幹部会議を開くが、そこで勉強会設置を決定できるかどうかは不透明。2日に遺族会幹部たちが会った際も「何とか知恵を出し合おう」と述べ合うにとどまった。

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