今日のニュース

↓結局、タウンミーティングはぜんぶ「やらせ」だったということ。小泉“パフォーマンス”政治の正体見たり、というべきか。

タウンミーティング 過去の「やらせ」全調査 全分野166回分
[中日新聞 2006年11月10日]

 教育改革タウンミーティングの「やらせ質問」問題で、塩崎恭久官房長官は9日、岐阜市など新たに4カ所で事前に質問案を送っていた事実が確認されたことを受け、小泉政権下で開催されたすべてのタウンミーティングの実態を一斉調査し、改善策をまとめるよう内閣府に指示した。対象は調査済みの8回分を除き166回分に上り、教育改革以外に道州制や少子化対策などをテーマにした回が含まれている。
 安倍政権下でタウンミーティングは未開催だが、内閣府は改善策をまとめるまでの間は開催しない方針。
 内閣府によると、同府内で問題にかかわったのは、タウンミーティング担当室の教育改革の歴代担当者3人で、いずれも文部科学省からの出向者。発言者がないなどで運営に支障が出るのを避けるための「工夫」として現場レベルで判断、室長らは関知していなかったとしている。文科省は関係者の処分を検討する方針を示した。
 これに関連して安倍晋三首相は9日夜、首相官邸で記者団に「大変残念で、遺憾だ。調査すべきは調査して、ちゃんと体制をつくって再開したい」と表明。塩崎長官は会見で、関係者の処分に関し「何があったのかを考えるのが大事。まずは調査にエネルギーを注ぐ」と述べ、調査終了後に検討する考えを示した。

↓これはいいニュース。牛丼の「すき家」でアルバイトの6人が労働組合を結成し、解雇を撤回させ、不払い残業代計40万円も獲得したそうです。「すき家」のゼンショーは、残業代不払いは「事務手続きのミス」と説明しているそうですが、労組を結成して要求しなければ、「ミス」を訂正する気なかったのでは?

牛丼「すき家」のバイト6人、雇用安定目指し労組結成
[2006年11月9日23時54分 読売新聞]

 首都圏青年ユニオン(伊藤和巳委員長)は9日、牛丼チェーン「すき家」を経営する「ゼンショー」(東京)のアルバイト従業員6人が、「すき家ユニオン」を結成したと発表した。
 6人は20歳代のアルバイト従業員で、今年7月、「店舗の改装」を理由に解雇を通告されたのをきっかけに、青年ユニオンに加入。同社と団体交渉を行って、解雇を撤回させた。
 6人は、他のアルバイト従業員についても、雇用安定をはかるため、青年ユニオン内のグループとして「すき家ユニオン」を結成。今後は、ゼンショーのすべての従業員を対象に組織化を進めていくという。

↓こういうことを平気で言う人がいるから、「いじめ」を受けている子どもは大人に相談することができないのです。

<自殺予告>大人によるいたずらの可能性?石原知事が見解
[毎日新聞 11月10日21時14分更新]

 東京都の石原慎太郎知事は10日の定例会見で、いじめ自殺を予告する手紙について、文章能力から「あんなものは大人の文章だ。理路整然としていて、私は違うと思う」と述べ、大人によるいたずらの可能性が高いとの見方を示した。
 石原知事は手紙を受けた文部科学省など関係機関の対応については「届けられた方は迷惑千万でね、放てきするわけにはいかないだろうから、防ぎようもない」と同情。
 また、「とにかく親が関与すべきではないか。私なんか、子どもにけんかの仕方を教えた。非常に効果があって、たちまち相手を倒したら小学校で番長になっちゃった」と自身の子育て経験に触れた。そのうえで、「自分で戦ったらいい。ファイティングスピリットがなければ、一生どこへ行ってもいじめられるのではないか」と語った。【木村健二】

↓下2つ。公聴会での「やらせ質問」も恥ずかしいことです。

教基法、与党単独採決も=やらせ質問「つまらぬこと」?自民・二階氏
[時事通信 11月10日23時1分更新]

 自民党の二階俊博国対委員長は10日夜、那覇市で講演し、教育基本法改正案について「国会の会期もある。いつまでも慎重審議で(野党に)引きずられていたら、政治の生産性が上がらない」と述べ、与党単独での採決も辞さない考えを示した。
 また、二階氏は、野党がタウンミーティングでの「やらせ質問」などの真相解明が先決としていることに対し「教育基本法を60年ぶりに改定しようとしている。それに比べたらやらせがあったなんてつまらないことだ」と語った。

「いじめ、いかに恥ずかしいか」=安倍首相、子どもたちに呼び掛け
[時事通信 11月10日23時1分更新]

 安倍晋三首相は10日夜、いじめ自殺を予告する手紙が相次いで文部科学省に届いた問題で、いじめに悩む子どもたちに「君たちは決して独りじゃない」と、自殺を思いとどまるよう呼び掛けた。一方、いじめを行っている子どもたちには「いじめはいかに恥ずかしいか、よく考えてもらいたい」と戒めた。首相官邸で記者団に答えた。

↓まずいと思っていたなら、そのとき言わないとダメ。辞任した後になって、「前から気になってたんだ」と言ってみても……ねぇ

<久間防衛庁長官>米国防長官辞任「潮時だった」
[毎日新聞 11月10日10時54分更新]

 久間防衛庁長官は10日午前の記者会見で、米国の中間選挙がイラク政策に与える影響について「治安を維持するために力だけで押さえ込んでいくやり方は気になっていた」と述べた。ラムズフェルド国防長官の辞任については「強気一辺倒の姿勢だったので心配していた。選挙結果が退任する潮時だったのではないか」と語った。

作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください