最先端の宇宙論はどのように観測的に裏づけられているのか

シリーズ現代の天文学第3巻『宇宙論II―宇宙の進化』(日本評論社)

日本天文学会100周年を記念して出版されているシリーズ「現代の天文学」。そのなかの第3巻は「宇宙論II」と題されていますが、最先端の宇宙論が、観測的にどのように検証されるのかを解説しています。

といっても、しっかり数式が出てきます。その大部分というか、ほとんど全部がさっぱり分からないので、肝心のところが理解できてないのですが、それでも、ビッグバン理論やインフレーション宇宙論が観測的データでどのように裏づけられるのか、あるいは、裏づけるためにはどのような観測が必要になるのか、そういうことが具体的に書かれていて、なかなか面白く読みました。

今月には、第2巻「宇宙論I」も刊行されたので、合わせて読んでみたいと思います。

【書誌情報】
書名:シリーズ現代の天文学3 宇宙論II――宇宙の進化/編者:二間瀬敏史、池内了、千葉征司/出版社:日本評論社/発行年:2007年9月/定価:2300円+税/ISBN978-4-535-60723-1

作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

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