2月解約申し出の不明瞭さ残ったまま

日銀の福井総裁は15日の記者会見で、あらためて辞任する考えのないことを強調。しかし、今年2月にファンド解約を申し出た理由については、「村上氏の志が変化した」というだけで、依然として疑問が残っています。

日銀総裁、改めて辞任しない考え強調(TBS News-i)

日銀総裁、改めて辞任しない考え強調
[TBS News-i 2006年06月15日(木) 18:03 更新:19時07分]

 福井総裁は15日午後6時現在、日銀で記者会見を行っていますが、改めて辞任する考えのないことを強調しています。
 しかし、15日の国会審議では、1000万円の投資資金が去年12月末の時点で一体いくらになったのか再三追及されましたが、「全体との整合性を取るため」という不可解な理由で回答を拒み続けました。
 さらに、なぜ2月になって解約を申し出たのかについても、「村上容疑者の志が変化した」と繰り返すだけで、明快な答弁にはなっていません。市場との対話を重視してきた福井総裁だけに、ここにきての不明瞭さには疑問が深まります。
 今後の展開についてですが、野党は16日の委員会にも福井総裁を呼んで追及する方針ですが、まず、この場で投資資金が一体いくらになったのか、それを示せるかが焦点になります。さらに違法でないとは言っても、日銀総裁に最も求められるはずの透明性や中立性への信頼感が失われてしまったことは大きな問題です。
 国会では最後まで責任を認めなかった福井総裁ですが、今後、ゼロ金利政策解除のタイミングにも影響が出かねないだけに、現状をどう打開するのか判断を問われることになります。

それにしても、TBSはこの問題ではなかなか鋭く、かつ執拗に追及してますね。ジャーナリズムとしていいことです。

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