米金融機関の、サブプライムローン問題による損失は、7社合計で1,500億ドル、16兆円にのぼることが明らかに。
カテゴリー: 世界経済
メリル4兆円、シティ6兆円の損失!!
サブプライムローン問題で、アメリカのシティグループはグループ全体で6.2兆円の損失、メルリリンチメリルリンチも年間4兆円超の損失を計上した。このほか、JPモルガンは黒字になったとはいえ、サブプライムローンがらみの評価損、… 続きを読む メリル4兆円、シティ6兆円の損失!!
米大手住宅ローン会社インディマックが破綻。米政府系住宅金融機関はどうなる?!
サブプライムローン問題に端を発したアメリカの金融危機をめぐる動きが急だ。11日は、米カリフォルニア州の地方銀行で、住宅ローン大手のインディマック・バンコープが破綻。資産規模は約320億ドル。政府系住宅金融機関の不安もある… 続きを読む 米大手住宅ローン会社インディマックが破綻。米政府系住宅金融機関はどうなる?!
投機マネーはどれくらいあるのか? (3)
よくは分かりませんが、「YUCASEEマネー」という投資運用情報会社の流しているニュースによると、BIS発表として、先物取引市場での金融先物取引やオプションの名目契約残高は、2008年9月末期日物で95兆ドル。2005年… 続きを読む 投機マネーはどれくらいあるのか? (3)
途上国を襲う食糧危機
今日の「読売新聞」でも、「食糧高騰」の特集。国連事務総長が6月に食糧サミットの開催を表明。 食糧サミット6月開催 国連事務総長が表明(読売新聞)
投機マネーはどれくらいあるのか? (2)
こんどは、ブリュノ・ジュタン『トービン税入門』(社会評論社、2006年、原著2002年)に載っていたグラフ。 低い方のグラフは、「世界貿易の年間総額+対外直接投資の年間総額」。それにたいして、上の方のグラフは、世界の為替… 続きを読む 投機マネーはどれくらいあるのか? (2)
投機マネーはどれくらいあるのか?
いったい世界中で投機マネーはどれぐらいあるのでしょうか? もちろん正確・正式な統計調査などはありませんが、調べてみると、それを推測させるいろいろな数字が分かりました。 まずこれ↓は、世界の金融資産と名目GDPとを比較した… 続きを読む 投機マネーはどれくらいあるのか?
食糧高騰が途上国を襲う
今日の「毎日新聞」と「日経新聞」が、穀物価格の急騰を大きく特集で取り上げていた。 投機資金の流入などで、国際的な穀物相場が高騰。その結果、発展途上国では食糧が買えないと、暴動まで起こっている。IMFも「このまま続けば、戦… 続きを読む 食糧高騰が途上国を襲う
サブプライムローン 金融機関損失96兆円に
IMFが、サブプライムローン問題での世界の金融機関の損失が9450億ドル(約96兆円)にのぼっていることが明らかに。 金融機関損失96兆円に サブプライム問題でIMF報告(中日新聞)
“崩れるドルの力”
何年か後になってみると、「あのとき、ドルの基軸通貨としての地位は失われた」と言われることになるかも知れない。 混迷:米国発・金融危機 崩れるドルの力(毎日新聞 3/21) 円建て外債、3倍超に・今年度発行、欧米での調達避… 続きを読む “崩れるドルの力”
サブプライムローン問題の損失、世界全体で78兆円!!
サブプライムローン問題に関連した損失が世界全体で8000億ドル(約78兆円)に上るとの試算を、IMFが発表。昨年9月には、2000億ドルとの試算を発表していたのが、わずか半年で4倍化した結果に。 サブプライム損78兆円/… 続きを読む サブプライムローン問題の損失、世界全体で78兆円!!
下がり続けるドル
今朝の「朝日新聞」の特集「変転経済37」。ユーロの特集をやっていた。 中身はともかく、面白かったのは、このグラフ。 「朝日新聞」2008年3月15日付朝刊
サブプライムローン 公表損失20兆円超
米財務省の発表によれば、サブプライムローン問題での損失は、これまでに公表された分だけで2000億ドル(約20兆円)を超える見込み。 しかも、これで終わりという訳ではなさそう。 サブプライム、公表損失額20兆円超に(TBS… 続きを読む サブプライムローン 公表損失20兆円超
EUが「株安の原因はアメリカの赤字」と批判
EUのアルムニア欧州委員(経済・通貨担当)が、「世界的な株安の原因は、アメリカが貿易赤字と財政赤字を放置していることにある」と批判。 現在の株安が、たんに米サブプライムローン問題によるものだけではない、ということを示して… 続きを読む EUが「株安の原因はアメリカの赤字」と批判
終息しそうにありません…
サブプライムローン問題は、まだまだ終息しそうにありません。ウォール・ストリート・ジャーナル紙が、シティグループとメリルリンチが巨額増資を検討していると報道。シティグループの増資は最大で140億ドル(1兆5000億円以上)… 続きを読む 終息しそうにありません…
「自由市場」は偽りのアイドル?
今度は、同じニューヨークタイムズ紙が年末(12月30日)に掲げた論評。「自由市場というのは、結局、偽りのアイドルではないのか?」と問いかけています。 The Free Market: A False Idol After… 続きを読む 「自由市場」は偽りのアイドル?
先進国の経済こそ監視せよ―貧困国が富裕国にお説教
昨年10月22日付のニューヨークタイムズ紙に、「形勢が逆転: 貧しい国々が豊かな国々の鼻先で指を振る」という論評が出ています。「鼻先で指を振る」というのは、「チッチッチー」などといって相手の鼻先で指を振って、相手にお説教… 続きを読む 先進国の経済こそ監視せよ―貧困国が富裕国にお説教
いよいよ原油100ドル時代へ
ニューヨークの原油先物価格が、とうとう1バレル=100ドルを突破。 直接的な値上げ理由はいろいろあるだろうが、この高騰は、サブプライムローン問題による金融市場の不安から投機的資金が原油市場に流入していることにある。しかし… 続きを読む いよいよ原油100ドル時代へ
商品市場、原油市場へのファンド資金 5年で3倍に
大和総研の調査で、穀物市場や原油などの資源市場に投資するファンドの資金量が5年間で3倍になっていることが明らかに。 穀物高の背景にファンド急増(NHKニュース)
さらに、まだまだ続くサブプライム問題
サブプライム問題は落ち着くどころか、次々と巨額な損失を計上する企業が現われています。FRB議長は、損失は全体で1500億ドル(約17兆円)にのぼる可能性があると指摘。 米証券大手のモルガン・スタンレーが37億ドル(約42… 続きを読む さらに、まだまだ続くサブプライム問題