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靖国参拝は「責任を受け入れていないことの表明」

2005年5月18日 at 15:46:16

シンガポールのリー・シェンロン首相が、日本人記者団のインタビューで、小泉首相の靖国参拝について「悪い記憶を思い起こさせる」「日本が戦時中に悪い事をしたという責任を受け入れていないことの表明、と受け取れる」と発言。

シンガポールは、第二次世界大戦中、1942年2月、日本軍が占領。その直後から、「反日分子」とされた華僑の組織的な殺害がおこなわれ、5万人が犠牲となったといわれています。

靖国参拝「周辺国の視点を」 シンガポール・リー首相(朝日新聞)

靖国参拝「周辺国の視点を」 シンガポール・リー首相

 シンガポールのリー・シェンロン首相は17日、今月下旬に首相として初めて訪日するのを前に日本人記者団と会見し、小泉首相の靖国神社参拝について「小泉首相が決める問題だ」としながらも、「この地域で日本の占領を経験した国に悪い記憶を思い起こさせる」と批判し、周辺国の視点も考慮するよう促した。一方、日本が求める国連安保理常任理事国入りについては「日本が候補となるのは自然なことだ」などと述べ、支持する考えを改めて示した。
 靖国参拝について、リー首相は「悪い記憶を思い起こさせる。シンガポール人を含む多くの人にとって、靖国参拝は日本が戦時中に悪い事をしたという責任を受け入れていないことの表明、と受け取れる」と話した。
 その上で、ドイツはナチスやユダヤ人虐殺の反省と、事実をありのままに教える歴史教育に基づき、欧州諸国とよりよい関係を築いてきたと指摘。「アジアでは同様のことが起きていない。そのために過去に区切りをつけられず、被害の記憶から抜け出すことを難しくしている。建設的に未来に進むことを妨げており、残念だ」と教科書問題を含めた日本の対応を批判した。
 日本の常任理事国入りについては「日本はすでに多くの国際貢献をしており、世界の平和、安定のために寄与する力を持っている。国連改革への道は険しいが、我が国は日本の常任理事国入りを支持する」と話した。[朝日新聞 2005年05月18日]

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3 Responses to “靖国参拝は「責任を受け入れていないことの表明」”

  1. 自分たちへの視線も考えてみよう。

    靖国参拝「周辺国の視点を」「中・韓のみならず東南アジアでも」という方向に持って行きたいのが見え見えですが、引っ張り出したのがシンガポールじゃ説得力に欠ける。英国…

  2. 自己レス。TBされた意見に、ちょっとコメント

    日本政府が「常任理事国入り」をめざして諸外国に「支持」を求めているのだから、諸外国が日本の“姿勢”にあれこれもの申すのは当たり前のこと。それが気に入らないからといって、朝日新聞の「悪意」に帰そうというのは、まったく「ひが目」としか言いようがありません。まして、「国連常任理事国入り」を「支持」してもらう相手国を悪様にこき下ろしたのでは、ひね者の「ぼやき」としては通用しても、一国の外交としてはお話にもなりません。

    「自分たちへの視線も考えてみよう」という言葉は、そのまま自分に跳ね返ってきていることにさえ気づいてないようですし…。

  3. だんだん常軌を逸してきた報道

    この緊迫してきた情勢の中で面白がっているのもナンなんだが、各種報道を眺めていると、段々色々なトコロが冷静さを失ってきていることがよく見えて面白い。

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