アメリカから見た日中関係

今日の「日経」に、「きしみ目立つ日米中関係」と題するアマコスト元駐日大使のインタビューが載っています。アメリカが、中国をどう見ているか、日中関係をどう見ているか、よく分かると思いました。

中国について、アマコスト氏はこういっています。

中国は、基本的には国内経済・社会の近代化に注力しており、そのために世界とよりよい関係を築こうとしているように見える。テロ阻止や経済関係強化などで米中の利益は重なっている。封じ込めようとする考え方は愚かだ。

もちろん、中国の軍事費の高い伸び率など問題にしていますが、米ソ対決の時代のソ連のように「悪の権化」とは見ていないだけでなく、「米中の利益は重なっている」という評価は注目に値します。

で、そういう立場から、現在の日中関係を見るとどう見えるか? アマコスト氏は、次のように答えています。

対中関係が日本外交の大きな難問であるのは間違いない。日本も中国も誤った方向に行く可能性に備えるのはおかしくないが、緊張は両国の利益にならないだけでなく、米国にもプラスにならない。若い人のナショナリズムは押さえられるべきだ。

日本が中国に備えることだけでなく、中国が日本にたいして備えることについても、「おかしくはない」と言っているところにも、先程の対中スタンスが現れていると思いますが、一番大事なのは、日中関係の緊張化は、「米国にもプラスにならない」と断言していること。アメリカ言いなりの小泉さん、そのあたりをよ〜〜〜く考えて、行動しましょう。

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