アラ還のオッサンがマルクスの勉強やらコンサートの感想やらを書き込んでいます

日フィル定期 広上淳一指揮/ハイドン:オラトリオ「四季」

2006年12月10日 at 21:38:37

日本フィル第586回定期演奏会チラシ

木曜日、久しぶりに日フィルの定期演奏会に行ってきました。プログラムは、ハイドンのオラトリオ「四季」。指揮は、1991〜2000年にかけて日フィル正指揮者もつとめた広上淳一氏。「四季」は、「天地創造」と並ぶハイドンの有名なオラトリオですが、僕的には好みのラインからは外れているため、これまで聴いたことがありません。ということで、職場でチケットの“お流れ”をいただいたのを幸いに、聴いて参りました。

全体は春夏秋冬の4部構成。農夫ジモン(バス)とその娘ハンネ(ソプラノ)、ハンネの恋人である若い農夫ルーカス(テノール)の3人と、その他大勢の農民たちを表わす合唱とで、四季の変化と農民たちの日々の暮らしを描いています。

で、全部で39曲からなる作品です。レチタティーヴォの部分は、チェンバロがビロロロロンとかき鳴らされて、いかにもバロックといった雰囲気の楽曲ですが、そのあとに登場する序奏やアリア、合唱の部分は、モーツァルトか、それよりもっとモダンな感じの管弦楽曲になっています。で、あいまあいまには恋の歌があったり、ハンネが騎士のプロポーズをうまくかわしたりと、コミカルな場面もあり、そして、春が来たといって喜んだり、夏には嵐が来たり、秋には殿様が森で狩りをするしと、けっこう分かりやすい盛り上がり方をします。

ソロは、バスが、音が高くなったところで少し不安定になったようでしたが、ソプラノはとても印象的でした。テノールも声がきれいに突き抜けていたと思います。そしてなによりも、東京音大の合唱が切れ味よく、とてもよかったと思います。なお、当日は字幕はなく、16ページ建ての対訳歌詞カードが配られました。おかげで、僕もいまこうやって感想を書けるのですが、演奏中にお客さんがいっせいに歌詞カードをめくるものだから、ばっさばっさと大きな音がして、ちょっと演奏者やソリストのみなさんにはかわいそうだったかも…。それから、お客さんがあまりに少ない!! 実際に席が埋まっているのは3分の1ぐらい? いくら木・金連続だといっても、これでは、ソリストのみなさんに申し訳ないぐらいです。

終了してホールを出たら、もう10時前。みなさま、本当にご苦労さまでした。m(_’_)m

【音楽会情報】日本フィルハーモニー交響楽団第586回定期演奏会
指揮:広上淳一/ソプラノ:野田ヒロ子/テノール:福井敬/バス:高橋敬三/合唱:東京音楽大学/チェンバロ:小池ちとせ/コンサートマスター:木野雅之/会場:サントリーホール/開演:2006年12月7日(木) 午後7時?

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