久しぶりのコンサート 東フィル・オーチャード定期

東京フィルハーモニー交響楽団プログラム(2008年9月号)

9月に入ってようやくオケの夏休みも終了し、久しぶりのコンサートに昼から渋谷Bunkamuraに出かけてきました。

今日は東京フィルハーモニーの定期演奏会。本来は、若杉弘氏が振る予定だったのですが、「体調不良(急性膵炎)のため9月一杯の入院」とのことで、ベルギー生まれのロナルド・ゾルマンが指揮することに。若杉さんのブルックナー、というのが今シーズンの東フィル定期を選んだ理由の1つだったのですが、ともかく1日も早い回復を願っています。

  • プフィッツナー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 op.34
  • ブルックナー:交響曲第4番 「ロマンティック」 WAB.104(ノヴァーク版)

前半のプフィッツナーのヴァイオリン協奏曲は、初めて聴く曲でした。20世紀のポスト・ロマン派として、それなりに有名な存在のようですが、作品的には、なんというか、う〜む、あまり盛り上がりもなく、R・シュトラウスのようなきらめきもなく…。悪い曲ではありませんが、しかし、これといって印象にも残らないというか…。ヴァイオリン・ソロを、東フィルのソロ・コンサートマスターの荒井英治さんがつとめましたが、こちらも上手いんだけど、それ以上のものがないというか…。若杉さんなら、どんなふうにこれを聴かせたのだろうかと、つい考えてしまいました。

休憩をはさんで、後半は、ブルックナーの交響曲第4番。「ロマンティック」というタイトルはブルックナー自身がつけたものですが、いま一般の人が考えるような「ロマンチック」という意味ではなく、文字通り「ドイツ・ロマン主義的な」という意味。ということで、前半のプフィッツナーとつながる、ということだったのでしょうが、ゾルマンの指揮は、あっさりというか、淡々というか、ゼネラル・パウゼもあまりこだわらず、という感じ。テンポは第1楽章が始まったときにはちょっと早いかなと思ったのですが、第2楽章以降はごく普通のテンポでした。ブルックナーだからといって力むところもなくて、適当に盛り上がって、フツーに終わった、という感じです。こういう演奏も嫌いじゃないんですけどね。(^_^;)

東フィルの演奏は、ホルンが不安に感じさせるところがなくて、非常によかったと思います。トランペットは、もうちょっと柔らかくてもよかったなぁという感じがしましたが…。3階席なので、音が十分に届いてこないというきらいもありましたが、管、弦ともに東フィルの実力発揮という演奏だったと思います。

【演奏会情報】 東京フィルハーモニー交響楽団第759回オーチャード定期演奏会
指揮:ロナルド・ゾルマン/ヴァイオリン:荒井英治/コンサートマスター:青木高志/会場:Bunkamuraオーチャードホール/開演:2008年9月7日(日) 午後3時?

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