「日経」、このままでは来春に全原発が停止と悲鳴!

「日本経済新聞」が悲鳴を上げています。 今度の原発事故の影響で、原子力発電所が定期検査に入ったまま再稼働できない状況に陥っており、このままでは来年春にも国内54基のすべての原発が停止させられる、というのです。 もちろん、… 続きを読む 「日経」、このままでは来春に全原発が停止と悲鳴!

実は貫通してました… IAEAへの政府報告書

「メルトダウン」(炉心溶融)が最悪の事態だと思っていたら、上には上(下には下?)がありました。核燃料は、溶けて圧力容器の底にたまっているのでなくて、圧力容器から外に漏れ出して格納容器内にたまっているのだそうだ。 核燃料、… 続きを読む 実は貫通してました… IAEAへの政府報告書

保安院、放出された放射性物質の量を上方修正

原子力安全・保安院が、東京電力福島第一原発事故で放出された放射性物質の量について、これまでの37万テラベクレルから77万テラベクレルに修正した。まあ、2カ月以上にたって「実は炉心がメルトダウンしてました」というぐらいだか… 続きを読む 保安院、放出された放射性物質の量を上方修正

日経新聞が報じる原発事故の「残る謎」

「日本経済新聞」は、6月2日付で、「検証その時」と題し、見開き2ページを使って東京電力福島原発事故の検証記事を載せている。 右ページでは、「福島原発事故 地震発生100時間」として、1号機から4号機まで、それぞれについて… 続きを読む 日経新聞が報じる原発事故の「残る謎」

原子炉建屋で4,000ミリシーベルト毎時の湯気

東京電力福島第一原発1号機の原子炉建屋内で、配管の周辺から湯気が立ち上り、放射線量が最高で4,000ミリシーベルト毎時に達していることが明らかに。これは、3分余りで作業員の被曝限度(250ミリシーベルト)を超え、15分間… 続きを読む 原子炉建屋で4,000ミリシーベルト毎時の湯気

いま話題の吉井英勝議員の最新著

いま話題の、京都大学工学部原子工学科卒、日本共産党衆議院議員の吉井英勝さんの最新著『原発抜き・地域再生の温暖化対策へ』(新日本出版社)です。 昨年10月に発行された本ですが、実は、吉井さんがこれまであちこちの雑誌などに書… 続きを読む いま話題の吉井英勝議員の最新著

いま政治はなにをなすべきか?

今朝の「朝日新聞」(6月1日)の「オピニオン」欄で、専修大学教授の田村理氏が、「国会は憲法通りの仕事をしなさい」と題して談話を寄せている。 不信任案提出騒動に、「国会は、少なくともいまは被災者救済や復興、原発対策に集中す… 続きを読む いま政治はなにをなすべきか?

「津波が原因」ではすまされない

IAEAの報告書が、福島第一原発の事故の原因を「巨大地震に伴う津波」だったとしたからといって、すべてを「想定外」の津波のせいにして片付けてもらっては困る。巨大津波が想定外でなかったこと、津波に対する備えがまったくなかった… 続きを読む 「津波が原因」ではすまされない

SPEEDIの5月28日以降の予測結果はこちらから

緊急時(!)迅速(!!)放射能(!!!)影響予測(!!!!!)ネットワークシステムの予測結果というのを探すと、原子力安全委員会のサイトへ飛ばされたかと思うと文部科学省のサイトへと飛ばされ、なかなかお目当てのものにたどり着… 続きを読む SPEEDIの5月28日以降の予測結果はこちらから

IAEA、津波の過小評価、規制機関の独立問題を指摘

IAEAの調査団の報告書案の内容が明らかになったとNHKが報道。概略だろうから、たとえば「事故直後に実際にとられた対応策以上のことが現実的に実行可能だったとは考えにくい」という評価はどういう意味なのか分かりにくいところも… 続きを読む IAEA、津波の過小評価、規制機関の独立問題を指摘

東電には原発の運転・管理の資格なし

東京電力の社員2人が250ミリシーベルトという、今回の福島原発事故で引き上げられた年間被曝線量の限度を超える放射線を被曝している可能性が高いことが明らかに。 原発事故収束のために働いているみなさんには、本当に心からの敬意… 続きを読む 東電には原発の運転・管理の資格なし

35年前の本ですが…

こんどの事故で、初めて原発に不安を持った、原発についてもっと知らなければと思った方にも、おすすめの1冊です。 原子炉で生まれる「死の灰」(放射性廃棄物)とはどんなものか、原子力発電のしくみ、放射線被曝の影響、核燃料再処理… 続きを読む 35年前の本ですが…

「日刊スポーツ」 不破講義は「政治のなすべき役割がよく分かる」

日本共産党の不破哲三・元委員長(元衆議院議員)が、今月10日におこなった原発問題の講義。こんどは、本日(5月28日)付の「日刊スポーツ」のコラム「政界地獄耳」が取り上げています。いわく―― 「不破の話を聞いていると安全対… 続きを読む 「日刊スポーツ」 不破講義は「政治のなすべき役割がよく分かる」

土壌の汚染除去―東京23区の2倍以上の面積で必要

東京電力の福島原発事故で、チェルノブイリ原発事故のさいに居住禁止になった区域と同レベルの土壌汚染地域が、福島県内600平方kmにわたっていることが分かったというニュース。 東日本大震災:福島第1原発事故 土壌汚染、県内6… 続きを読む 土壌の汚染除去―東京23区の2倍以上の面積で必要

注目される「日経」の論調

「いまさら、何を言う」という感じもしなくはないが、「日本経済新聞」におもしろい記事が載っていたので、貼り付けておこう。 1つは「大機小機」(5月24日付)。「東電問題を考える視点」と題して、金融機関に東電向け債権放棄を促… 続きを読む 注目される「日経」の論調

専門編集委員も不破講義「明快」と

先日、「毎日新聞」の岩見隆夫氏が「出色」と評価した不破さんの原発事故講義。こんどは、今朝の「毎日新聞」コラム「水説」で、専門編集委員の潮田道夫氏が、雑誌『世界』6月号の柳澤桂子さんの論文とともに不破さんの講義にふれ、「明… 続きを読む 専門編集委員も不破講義「明快」と

毎日・岩見隆夫氏、「出色」の不破講義に注目す

先日の「綱領・古典の連続教室」でおこなわれた日本共産党の不破哲三・社研所長(元衆議院議員)の福島原発問題にかんする講義を、岩見隆夫氏が今朝の「毎日新聞」2面のコラムで取り上げています。「日本の原発について歴史的、体系的に… 続きを読む 毎日・岩見隆夫氏、「出色」の不破講義に注目す

これは見るべし! NHK-ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」

先日の日曜日夜に放送されたNHKのETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」。東京電力福島第一原発の事故直後から、自主的に現地に入って放射能汚染の実態を調査してきた木村真三さん(放射線医学研究所の元研究官)ら研究者… 続きを読む これは見るべし! NHK-ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」