第1章 資本制経済の基礎構造 4、実質賃金率と資本蓄積 c 蓄積需要と実質賃金率 ある時点における実質賃金率の水準は、その時点に存在する両部門の生産能力、生産技術を一定とすれば、これらの生産能力を所有する資本家の生産決定… 続きを読む 置塩信雄『蓄積論』(9)
カテゴリー: 読書
高崎真規子『少女たちはなぜHを急ぐのか』
「少女たちはなぜHを急ぐのか」というタイトルですが、「なぜ急ぐのか」だけを追いかけるのではなく、10代を含めた(その中には中学生もいる)女の子の、今どきの性行動を追跡調査したルポという感じです。 で、そのリアルな実態とい… 続きを読む 高崎真規子『少女たちはなぜHを急ぐのか』
今日の買い物
今日(正確にはすでに昨日ですが)買った本です。 石川康宏『現代を探求する経済学 「構造改革」、ジェンダー』(新日本出版社) 高崎真規子『少女たちはなぜHを急ぐのか』(NHK出版、生活人新書) 小松美彦『自己決定権は幻想で… 続きを読む 今日の買い物
置塩信雄『蓄積論』(5)
第3章 資本制的蓄積と恐慌 4、反転 a、暴力的均衡化 上方への不均衡累積過程においては、次のような不均衡が累積していった。(イ)生産能力と市場の不均衡、(ロ)労働力供給と労働需要の不均衡、(ハ)諸商品の価値(労働生産性… 続きを読む 置塩信雄『蓄積論』(5)
置塩信雄『蓄積論』(4)
第3章 資本制的蓄積と恐慌 1、不均衡の累積過程 c、蓄積需要の決定 生産に関する決定のうちで主要なものは、次の三つである。
置塩信雄『蓄積論』(3)
第3章 資本制的蓄積と恐慌 1、不均衡の累積過程 b、総需要と蓄積需要 「不均衡過程が何故に一方向に累積的に進行してゆくのかが、本節の課題である」(189ページ)
置塩信雄『蓄積論』(2)
第2章 資本制的拡大再生産 4、「均衡」蓄積軌道 d、均衡蓄積軌道――技術変化のある場合 生産技術が毎期一定率で変化する場合、実質賃金率が一定だとすれば、生産財部門の比重 λ は毎期上昇してゆく。つまり、このばあいには消… 続きを読む 置塩信雄『蓄積論』(2)
置塩信雄『蓄積論』(1)
第2章 資本制的拡大再生産 4、「均衡」蓄積軌道 「均衡」蓄積軌道について(技術変化がない場合、167ページ)
新刊本を注文する
新刊本は、古本と違って、本屋へ行けばすぐ見つかると思っている人も多いでしょうが、学術書や専門書、それに小さな出版社の本などはよほど大きな書店に行かないと置いていません。刊行から少し時間がたつと、大きな書店でも置いていない… 続きを読む 新刊本を注文する
古本を探す
社会科学系の書籍の出版事情が悪くなって、すぐに「版元品切・重版未定」になって入手できなくなってしまいます。岩波文庫、大月書店の国民文庫なども、軒並み品切です。で、どうするか? やっぱり古本屋をさがして見つけるのが一番です… 続きを読む 古本を探す
藤家寛子『他の誰かになりたかった』
この本を書いた藤家寛子さんは、アスペルガー症候群の25歳の女性。「自閉スペクトラムで知的障害が伴わなず、言語能力の高い『アスペルガー症候群』」だと、カウンセリングの先生の診断を紹介されています。 最近、このアスペルガー症… 続きを読む 藤家寛子『他の誰かになりたかった』
読みたい本(追加)
読みたい本に、もう1冊追加。 ジャン・ジグレール『私物化される世界』(阪急コミュニケーションズ) 著者は、スイスの社会学者・元国会議員、現在は国連人権委員会で活躍中とのこと。「しんぶん赤旗」7/4の書評で、横浜国大の山崎… 続きを読む 読みたい本(追加)
読んでみたい本
最近出た本で、読んでみたいと思うもの…。 ブルース・カミングス『戦争とテレビ』(みすず書房) 『テロリスト・ハンター』(アスペクト) ジョージ・ソロス『ブッシュへの宣戦布告 アメリカ単独覇権主義の危険な過ち』(ダイヤモン… 続きを読む 読んでみたい本
置塩信雄『蓄積論』
置塩信雄先生の『蓄積論』を読んでいますが、これはなかなか相当な本ですね。 これじゃあ意味不明(^^;)ですが、こんなすごい中身だったとは…、なんでいままでちゃんと読まなかったんだろうと後悔することしきりです。この本の中で… 続きを読む 置塩信雄『蓄積論』
この間、読んだものについてあれこれ(2)
『<帝国>を考える』(的場昭弘編、双風舎刊)という本を、たまたま本屋で見つけてぱらぱらめくっていたら、日本近代経済史の中村政則氏がこういうことを書いているのを見つけました。 ……多分、冷戦崩壊後の1990年代になってか… 続きを読む この間、読んだものについてあれこれ(2)
この間、読んだものについてあれこれ(1)
桐野夏生のブーム再来です。 土曜日、外仕事へ行くので分厚い本は持って行けないということで、『錆びる心』(文春文庫)を持って出かけました。短編集で、こういう空き時間にちょこちょこっと読むには便利です。解説(中条昌平氏)にも… 続きを読む この間、読んだものについてあれこれ(1)
韓国映画を楽しむ
といっても、別に今日韓国映画を見てきたというわけではありません。実を言うと、「シルミド」をみようと映画館に行ったのですが、レディース・デーで行列ができていたのでそのまま帰ってきました。(^^;) 今日の「毎日」夕刊の記事… 続きを読む 韓国映画を楽しむ
横田勇人『パレスチナ紛争史』
知り合いから“何かパレスチナ問題について適当な本を知らないか?”と聞かれ、本屋でパラパラ立ち読みして、「とりあえず…」と横田勇人著『パレスチナ紛争史』(集英社新書、5月刊)を紹介したのですが、紹介した責任上(?)、この本… 続きを読む 横田勇人『パレスチナ紛争史』
怒濤のような1週間…
今週は締め切りで超ハードな1週間でした。どうしても間に合わず、久しぶりに徹夜をしましたが、結局、ほとんど使えませんでした。そういうことを考える余裕もなかったということです。あ〜あ、疲れた…。(^^;) といいつつ、中谷武… 続きを読む 怒濤のような1週間…
日記をつける余裕がない…
とてもじゃないが、日記をつけているような余裕がない…。 ということで、とりあえず中谷武『価値、価格と利潤の経済学』(勁草書房、1994年)を読み始めたことだけ書いておきます。