読み終えました 『呉清源とその兄弟』

南関東方面ウロウロの間に、ようやく読み終わりました。 呉清源氏は、1928年に来日し、その後、日本の棋士をすべて打ち破った不世出の大棋士。長兄・呉浣氏は「満州国」官吏となり、戦後台湾に渡り、その子どもたちのいるアメリカで… 続きを読む 読み終えました 『呉清源とその兄弟』

意外と優雅なF式生活?! 倉谷うらら『フジツボ』

岩波科学ライブラリーの最新刊の1つ。倉谷うらら『フジツボ 魅惑の足まねき』。 フジツボと言われると、みなさんはどんなイメージをもたれるでしょうか? 本書でも紹介されていますが、「ビッシリ、ベッタリ、気持ち悪い」などなど。… 続きを読む 意外と優雅なF式生活?! 倉谷うらら『フジツボ』

自転車のバンク修理のあいだに手話について学ぶ

自転車がバンクしてしまったので駅前の自転車屋さんで修理してもらいました。待ち時間のあいだに、近くの書店で見つけた月刊『言語』(太修館書店)8月号。手話については、前から、一番身近にある「外国語」として興味があったので、さ… 続きを読む 自転車のバンク修理のあいだに手話について学ぶ

これも面白い!! 『イワシと気候変動』

今月の岩波新書の1つ、川崎健さんの『イワシと気候変動』。めちゃくちゃ面白いです。 イワシとかサバ、ニシンなどがある時期やたらにとれたかと思うと、突然さっぱりとれなくなった――というのは、ときどき聞く話ですが、なぜとれなく… 続きを読む これも面白い!! 『イワシと気候変動』

これはお薦め!! 益川敏英『科学にときめく』

ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんの最新著。ノーベル賞受賞記念講演を含む講演やインタビューなどを集めたものです。面白いです!! 編集を担当した方から一昨日いただいたのですが、一気に読んでしまいました。(^^;)

古荘純一『日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか』

「自尊感情」というのは、self-esteemの訳語。「自分の外見・性格・特技・長所短所・自分のもっている病気やハンディキャップなどすべての要素を包括した意味での『自分』を、自分自身で考える」(32ページ)という意味です… 続きを読む 古荘純一『日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか』

不破哲三『マルクスは生きている』 東販で週間ベストセラー第11位に!!

不破さんの『マルクスは生きている』が、東販総合週間ベストセラー(5月26日調べ)で第11位に!! どこかの本屋さんでとか、新書、哲学・思想のジャンルで、といった限定なし。あらゆる本屋さんに書籍を卸している東販の、すべての… 続きを読む 不破哲三『マルクスは生きている』 東販で週間ベストセラー第11位に!!

不破哲三『マルクスは生きている』 Amazonランキング哲学・思想で第8位

Amazonランキングで、不破さんの『マルクスは生きている』(平凡社新書)が 哲学・思想分野の第8位、政治分野では第9位になっています。(^_^)v 残念なことに、Amazon.co.jpでは、現在、『マルクスは生きてい… 続きを読む 不破哲三『マルクスは生きている』 Amazonランキング哲学・思想で第8位

売れてます 不破哲三『マルクスは生きている』

不破さんの『マルクスは生きている』(平凡社新書)が売れています!! まず、紀伊國屋書店で新書分野で第4位。これは紀伊國屋書店全店舗での先週1週間(5月18日?24日)の売り上げです。 そして、ジュンク堂では、新書・文庫分… 続きを読む 売れてます 不破哲三『マルクスは生きている』

『素粒子物理学をつくった人びと』

ハヤカワ文庫で『素粒子物理学をつくった人びと』(上・下)が出ました。親本は、1986年刊の原著の邦訳として1991年に出版されたものですが、文庫版は1996年に出た原著改定版の翻訳となっています。さらに、下巻には、鎮目恭… 続きを読む 『素粒子物理学をつくった人びと』

「幕末明治期にこうしたことを考えて書いていたことに驚いた」

今朝の「産経新聞」に『超訳「資本論」』の紹介がでていました。面白いと思ったのは、その中で紹介されていた、担当編集者の言葉です。 「まず自分で読みたかった」。実際に読んでみたら「幕末から明治期に、こうしたことを考えて、書か… 続きを読む 「幕末明治期にこうしたことを考えて書いていたことに驚いた」

新宿御苑 早咲きのサクラいろいろ

今日、新宿御苑で撮影した早咲きのサクラです。 苑内で、いちばんきれいに咲いていたのが、この↑ヨウコウという桜。ピンク色が濃くて、丸くふくよかな感じの花です。 上の2枚は、大木戸門側の温室(現在工事中)に近いところに咲いて… 続きを読む 新宿御苑 早咲きのサクラいろいろ

津村記久子『ポトスライムの舟』再論

昨日、津村記久子さんの『ポトスライムの舟』について、「描かれている世界は、やっぱり狭いのではないだろうか」と書き、その理由として「作品の中では、主人公が大学を卒業後最初の職場で受けたというセクハラの問題はすでに過去のこと… 続きを読む 津村記久子『ポトスライムの舟』再論

元地研の血が騒ぐ?! 鎌田浩毅『マグマの地球科学』

社会科学で頭が疲れたので、ちょいと気分転換にこんな本を読んでみました。 昔、地研(地学研究部)だったときに、それなりに地学関係の本も勉強したつもりでしたが、あらためて読んでみて、プレートテクトニクス理論と火山の研究とが、… 続きを読む 元地研の血が騒ぐ?! 鎌田浩毅『マグマの地球科学』

横浜方面うろうろ中に読んだ本(3)

横浜方面でうろうろしている間に、何度か、共産党の「緊急経済提言」の学習会の講師を務める機会がありました。そのため、という訳ではありませんが(といいつつ、やっぱり、そのためか?)、サブプライムローン問題に始まったアメリカ発… 続きを読む 横浜方面うろうろ中に読んだ本(3)