(ほぼ)読み終えました

ひょんなきっかけで、昔買ったままになっていた東北大の村岡俊三氏の『資本輸出入と国際金融』(白桃書房、1998年)を再読。とりあえず、補論を残して読み終わりました。

勉強します

経済理論学会の『季刊 経済理論』第47巻第2号(2010年7月)。2008年世界恐慌と恐慌論についての特集。 オイラにとって面白かったのは、盛岡真史「置塩経済学の理論と方法」。

とりあえず『資本論』第1部読破

かなり前から取り組んでいた『資本論』第1部をドイツ語とにらめっこしながら読む作業。 いろいろな発見を含みつつ、とりあえず、本日、無事、第25章「近代の植民地理論」まで読み終えることができました。ヽ(^o^)/

「第3の項目 果実をもたらすものとしての資本」の読み方

マルクス『1857-58年草稿』のIII「資本にかんする章」の最後の部分「第3の項目 果実をもたらすものとしての資本。利子。利潤。(生産費用、等々)」の部分をどう読むか。 中身でなく、マルクス自身の書き込みから、マルクス… 続きを読む 「第3の項目 果実をもたらすものとしての資本」の読み方

今度はバベジ『機械と製造業の経済論』

ユア『工場の哲学』と並んで、マルクスが機械を論じるさいに大いに参考にしたバベジ『機械と製造業の経済論』(初版1832年、第3版1846年)を手に入れました。 といっても、これは当時の版本でもリプリントでもありません。届い… 続きを読む 今度はバベジ『機械と製造業の経済論』

手に入れました(^_^)v 置塩信雄『現代経済学II』

ずっと探していた置塩信雄先生の『現代経済学II』(筑摩書房、1988年刊)をようやく手に入れました。 置塩先生の本をきちんと勉強し始めたのは、1996年にとある学習会で直接先生にお会いしてから。古本屋を探しては、1冊また… 続きを読む 手に入れました(^_^)v 置塩信雄『現代経済学II』

最後まで叙述の拡充に努めたマルクス

少し前から『資本論』第1部、第13章「機械と大工業」の第9節「工場立法(保健および教育条項)。イギリスにおけるそれの一般化」を読んでいます。その中で、今日、いろいろ調べて、わかったことがあります。相変わらず、『資本論』の… 続きを読む 最後まで叙述の拡充に努めたマルクス

マルクス時代の最先端産業?!

『資本論』第13章のなかで、マルクスは、機械の使用にともなって労働者数が相対的に減少する一方で、生産諸手段や生活諸手段がよりたくさん生産されるようになると、「運河、ドック、トンネル、橋など」のような「その生産物が遠い将来… 続きを読む マルクス時代の最先端産業?!

メカニズムやシステムの方が分かりやすいんじゃないでしょうか?

『資本論』第13章「機械と大工業」を読んでいて、ふとわいた疑問です。 たとえば、機械と道具の違いについてマルクスは、機械の場合は、道具が「人間の道具」としてではなく、「1つの機構の道具」になっていると説明しています(新日… 続きを読む メカニズムやシステムの方が分かりやすいんじゃないでしょうか?

いろいろな資本論

海外の古本サイトで、『資本論』をあさっていると、実に、いろいろな『資本論』に出くわします。 マルクス、エンゲルスが直接携わって出版された『資本論』には、ご存知のように、次のものがあります。ドイツ語各版は、すべてマイスナー… 続きを読む いろいろな資本論

57-58年草稿「固定資本・流動資本」のところをどう読むか

『1857-58年草稿』を読んでいます。マルクスは、一応、経済学の本を書くつもりでこの草稿を書き始めたとはいえ、途中で、ああでもないこうでもないと考え始めると、その「ああでもない、こうでもない」をそのまま草稿に書き込みな… 続きを読む 57-58年草稿「固定資本・流動資本」のところをどう読むか

今度はマイスナー版『資本論』を手に入れました(^^)v

今度は、マイスナー版の『資本論』を手に入れました。(^^)v マイスナーというのは出版社の名前で、『資本論』は初版からこのマイスナー社から出版されました。マイスナー版といわれているのは、その中でも、マルクス、エンゲルス没… 続きを読む 今度はマイスナー版『資本論』を手に入れました(^^)v