日経連載「悪化する世界の若年雇用」

「日本経済新聞」で、先週1月19日から「悪化する世界の若年雇用」という連載が始まっています。 1回目には「2008年のリーマン・ショック後、多くの先進国で若年層の失業問題が深刻化している」ことや「非正規の増加が共通の背景… 続きを読む 日経連載「悪化する世界の若年雇用」

IMFが1兆ドルの追加資金枠設定へ

ヨーロッパの信用不安について。今朝の「日本経済新聞」には、IMFが1兆ドル規模の追加資金枠を設定する案が浮上されている、という記事が出ていました。 1兆ドルといえば約77兆円、日本の政府予算の8割に相当する巨大な額。3年… 続きを読む IMFが1兆ドルの追加資金枠設定へ

「われわれに増税を」

昨日、日刊「しんぶん赤旗」を読もう(6)で紹介した、欧米の大富豪たちが、「われわれに増税を」と主張しているというニュース。関連する記事を集めてみました。 1本目は、ドイツの富豪グループの動きを報じた英紙ガーディアンの記事… 続きを読む 「われわれに増税を」

まだ支払ってたんですね

第1次世界大戦でのドイツの賠償金といえば、世界史の教科書に出てきた、遠い昔の話だと思っていたら、いやいや、まだドイツは支払っていたんですねぇ。 第1次大戦賠償金、やっと完済…終結92年後:読売新聞

映画「縞模様のパジャマの少年」

休みになるとテンションが下がりに下がってしまって、そのままだと軽く“ヒッキー”になってしまうので、今日は、昼からノコノコ出かけて新宿で映画を見てきました。 映画は、「ブラス!」「リトル・ヴォイス」のマーク・ハーマン監督の… 続きを読む 映画「縞模様のパジャマの少年」

リミニ・プロトコルの「カール・マルクス:資本論、第一巻」が放送されます

ドイツの演劇集団?「リミニ・プロトコル」が先日、東京で上演した「カール・マルクス:資本論、第一巻」(東京バージョン)がNHK教育の芸術劇場で放送されます。 2月に僕も見てきましたが、プロの俳優を使わず、『資本論』に関連す… 続きを読む リミニ・プロトコルの「カール・マルクス:資本論、第一巻」が放送されます

ローザ・ルクセンブルクの遺体、90年ぶりに発見?

女性革命家のローザ・ルクセンブルクの遺体が90年ぶりに発見されたというニュース。 ローザは、ドイツ革命のなかでドイツ共産党を創設。1919年1月15日に、右翼反革命義勇軍によって虐殺され、川に遺棄され、数カ月後に遺体が発… 続きを読む ローザ・ルクセンブルクの遺体、90年ぶりに発見?

ケルンの古文書館が突然倒壊

ドイツ・ケルン市の古文書館が突然倒壊したそうです。直前に、ミシミシと音がしたので、館内の職員や利用者は避難して無事だったそうですが、隣の建物が倒壊に巻き込まれ、行方不明者がいるそうです。 ところで、中日新聞によれば、この… 続きを読む ケルンの古文書館が突然倒壊

あらためて考える時代と音楽

仕事の休みに、渋谷・ユーロスペースで映画「帝国オーケストラ ディレクターズカット版」を見てきました。ヒトラーが政権をとった1933年から45年までのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の歴史を、当時の楽団員ハンス・バスティ… 続きを読む あらためて考える時代と音楽

これは笑うしかない 映画「わが教え子、ヒトラー」

さて、コンサートが終わって外へ出てみたら、あたりは真っ暗、ガラガラと雷鳴が鳴り響き、渋谷は土砂降りの真っ最中。 もちろん傘など持ってなかったので、そのままBunkamuraの6階に上がり、雨をやり過ごすあいだ、ル・シネマ… 続きを読む これは笑うしかない 映画「わが教え子、ヒトラー」

ユダヤ人絶滅の専門部隊としての武装SS

芝健介『武装親衛隊とジェノサイド』(有志舎) 少し前に、『ホロコースト』(中公新書)の感想を書きましたが、同じ著者のさらに新しい本です。 テーマは、ヒトラー・ナチスの武装親衛隊(武装SS)。親衛隊(SS)といえば、ナチス… 続きを読む ユダヤ人絶滅の専門部隊としての武装SS

ヒトラーの贋札

久しぶりの休みに、日比谷シャンテ・シネで「ヒトラーの贋札」を見てきました。(今年3本目) 第2次世界大戦末期、イギリス経済の撹乱をねらったナチスの「ベルンハルト作戦」。精巧なポンド紙幣の贋札を作らされたのは、強制収容所に… 続きを読む ヒトラーの贋札

ドイツ、ナチスの強制労働被害者への補償を完了

この補償は、法律的な責任ではなく道義的な責任にもとづくものですが、国・企業がそうした責任を認め、補償にとりくんだということに意味があるのだろうと思います。 ドイツの強制労働補償財団:ナチス「負の遺産」完済 被害者に補償金… 続きを読む ドイツ、ナチスの強制労働被害者への補償を完了

見てきました「ドレスデン、運命の日」

5・3憲法集会&銀座パレードのあと、日比谷の映画館で、映画「ドレスデン、運命の日」を見てきました。(今年5本目) 1945年1月、なかなか降伏しようとしないヒトラー・ドイツにたいし、連合軍が大攻勢を開始。ドイツは… 続きを読む 見てきました「ドレスデン、運命の日」

あくまで参考として 林健太郎『ドイツ革命史』

1848?49年のドイツ革命について、通史的に読める本というのを探してみたのですが、これが意外にありません。良知先生の本もあるけれど、革命の経過についてとりあえずつかむ、というには不向き。 ということで、林健太郎『ドイツ… 続きを読む あくまで参考として 林健太郎『ドイツ革命史』