前回の古典教室で、『賃金、価格および利潤』の第11章「剰余価値が分解する種々の部分」に出てくる「税金徴収者」のことが話題になりました。剰余価値の受け取り手のなかに、資本家、地主、貨幣資本家だけでなく、「諸君が望むなら税金… 続きを読む マルクスの時代の税金って?
カテゴリー: 経済学
工芸ガラスの製造工程
ガラス瓶の製造工程についてあれこれ調べていますが、ご紹介もいただいた岩田糸子『ガラス工芸』(保育社カラーブックス、1975年、絶版)を手に入れて、読んでみました。 本書は工芸ガラス作品の紹介が中心ですが、後ろに工芸ガラス… 続きを読む 工芸ガラスの製造工程
[備忘録]経済学文献の英文テキスト
リカードウ『経済学および課税の原理』の英文テキストをインターネットで探していたら、こんなサイトを発見。 Library of Economics and Liberty
Glass Blowingの作業工程
先日、「ガラスビン製造マニュファクチュアがわからん…」という記事を書いたら、先輩から“The Encyclopedia Americana, International Ed. の Glass Blowing に詳しく載… 続きを読む Glass Blowingの作業工程
ガラス瓶の作り方
Youtubeで、ガラス瓶の製造工程の動画を見つけました。他にもいろいろあるようです。 http://www.youtube.com/watch?v=NVKcISj2LfA 残念ながら、マルクスが書いているようなマニュフ… 続きを読む ガラス瓶の作り方
ガラスビン製造マニュファクチュアがわからん…
『資本論』第12章「分業とマニュファクチュア」第3節の終わり近くに、イギリスのガラスビン・マニュファクチュアのことが出てきて、1つのガラス窯に5人の労働者が組みになって仕事をしていると書かれています(ヴェルケ版367ペー… 続きを読む ガラスビン製造マニュファクチュアがわからん…
マルクスの時代、1ドルはいくらぐらいの値打ちがあったのか?
「マルクスの時代の1シリングは、いまの円に直すといくらぐらいだったのだろうか?」という記事を書いたところ、「じゃあ、マルクスの時代、1ドルはどれぐらいの値打ちがあったのか?」という質問をいただきました。 そこで、また調べ… 続きを読む マルクスの時代、1ドルはいくらぐらいの値打ちがあったのか?
マルクスの時代の1シリングは、いまの円に直すといくらぐらいだったのだろうか?
ひょんなことで、「マルクスの時代の1シリングというのは、いまの円に直したらいくらぐらいになるのか?」 という質問を受け、少し調べてみました。 1シリングという通貨単位は現在は廃止されてしまっています ((1971年2月1… 続きを読む マルクスの時代の1シリングは、いまの円に直すといくらぐらいだったのだろうか?
『剰余価値学説史』はどう読めばよいのか(3)
さて、『剰余価値学説史』の続き。大月書店『資本論草稿集』第5分冊の170ページから。 マルクスは、「今度は、スミスについて考察すべき最後の論点――生産的労働と不生産的労働の区別――に移る」と書いているが、こんなことを書き… 続きを読む 『剰余価値学説史』はどう読めばよいのか(3)
『価値、価格および利潤』の前書き
『賃金、価格および利潤』(英語版の書名はValue, Price and Profit)が発行されたとき、編者による前書きがつけられたのですが、いろいろな邦訳をみても、これまでその前書きを読んだことはありません。 という… 続きを読む 『価値、価格および利潤』の前書き
買いました!! フランス語版『資本論』
フランス語版『資本論』。私が手に入れたのは、1967年に極東書店が発行したリプリント版です。ホンモノは100万円以上しますので、とても僕には買えません。(^_^;) フランス語版『資本論』は、1872年から75年にかけて… 続きを読む 買いました!! フランス語版『資本論』
「古典教室」第1回 『賃金、価格および利潤』(その1) 受講しました
昨日、日本共産党の「綱領・古典の連続教室」の古典教室第1回がひらかれ、私も受講してきました。講師は不破哲三さん、古典教室の第1回と来月(第2回)のテキストは、マルクスの『賃金、価格および利潤』です。 講義は約90分。前半… 続きを読む 「古典教室」第1回 『賃金、価格および利潤』(その1) 受講しました
『賃金、価格および利潤』第6章を読んでみた
明日から始まる「連続教室」を前に、テキストのマルクス『賃金、価格および利潤』の第6章を読み返してみました。 第5章まではウェストン君のたわごとへの反論で、第6章から本格的な経済学の理論が始まる。これは、従来から言われてい… 続きを読む 『賃金、価格および利潤』第6章を読んでみた
『剰余価値学説史』はどう読めばよいのか(2)
サー・ジェイムズ・スチュアート、重農学派と、文字どおり「剰余価値」にかんする諸学説を扱ってきたマルクスだけれど、「A・スミス」になって、ちょっと調子が変わってくる。 草稿ノート第6冊243ページ(大月版『資本論草稿集』第… 続きを読む 『剰余価値学説史』はどう読めばよいのか(2)
『剰余価値学説史』はどう読めばいいのか?
『剰余価値学説史』(「1861-63年草稿」の「剰余価値にかんする諸学説」部分)には何度か挑戦していますが、まったく歯が立ちません。(^_^;) そもそもマルクスは、何を明らかにするためにこれを書いたのか? それを考える… 続きを読む 『剰余価値学説史』はどう読めばいいのか?
マルクスの市場価値論
高橋勉『市場と恐慌』(法律文化社、2009年)を読み始めた。『季刊・経済理論』第47巻第3号(2010年10月、桜井書店)では、長島誠一氏が詳しい書評を書かれているが、なかなかの理論作品であることは間違いない。 まだ第1… 続きを読む マルクスの市場価値論
これは凄い論文だ!! 『経済』11月号
新日本出版社発行の雑誌『経済』11月号が届いたので、早速読んでいます。その中でも、これは素晴らしい論文だと思ったのは、貧困問題や非正規雇用の問題を取り上げた2本の論文。 唐鎌直義「なぜ資本主義は貧困を広げるのか」 関… 続きを読む これは凄い論文だ!! 『経済』11月号
いま読んでいる本
左から、村岡俊三『グローバリゼーションをマルクスの目で読み解く』(新日本出版社、2010年9月)、小林賢齊『マルクス「信用論」の解明』(八朔社、2010年7月)、安西徹雄『英文翻訳術』(ちくま学芸文庫、1995年) 村岡… 続きを読む いま読んでいる本
読み終わりました
村岡俊三氏の最初の著書である『マルクス世界市場論』(新評論、1976年)。
亜洲青年管弦楽団2010、芝原拓自、電磁機関
アジア・ユース・オーケストラ2010。8月はせっかくの夏休みなのに、オケはオフシーズン。ということで、生オケが無性に聴きたくなって、本日はぷらりとかようなコンサートへ行ってきました(オペラシティ)。 中国、台湾、香港、イ… 続きを読む 亜洲青年管弦楽団2010、芝原拓自、電磁機関