いろんな賃金があることをマル経的にはどう考えるか?

ということについて、あれこれ呟きました。素人考えなので、まったく見当違いかも知れません。その場合はご容赦ください。 賃金の差はどこから来るのか?本社勤務の社員の給料が現場の労働者の賃金より高いのはなぜか?本社の社員のほう… 続きを読む いろんな賃金があることをマル経的にはどう考えるか?

吉川洋氏「デフレは、賃金を下げ過ぎた経緯者の責任だ」

『デフレーション』の著者・吉川洋東大教授が、「日経ビジネス」のインタビューに答えて、「デフレは、賃金を下げすぎた経営者の責任だ」と語っています。 デフレは、賃金を下げ過ぎた経営者の責任だ:日経ビジネスオンライン 経済学的… 続きを読む 吉川洋氏「デフレは、賃金を下げ過ぎた経緯者の責任だ」

木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』について呟きました

日曜日(6/10)の「しんぶん赤旗」の読書欄で、木暮太一さんの『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)が取り上げられましたが、僕には上から目線で切って捨てるような乱暴な評に思えてなりませんでした。 と… 続きを読む 木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』について呟きました

「同一労働同一賃金」と「同一価値労働同一賃金」についてつぶやく

この呟き↓は全面的に間違いでした。「同一労働同一賃金」だと、仕事が違えば賃金は違ってもいいということになり、社会的に「女性の仕事」とみなされる職業と、「男性の仕事」とみなされる職業との間で賃金格差を認めることになるので、… 続きを読む 「同一労働同一賃金」と「同一価値労働同一賃金」についてつぶやく

産経新聞も、いいところまで近づいたんだけど…

これもすでにTwitterでつぶやいたネタですが、昨日の「産経新聞」の「日曜経済講座」に、勤労者世帯の所得がこの10余年で10%以上も減っているというグラフが載っていました。 勤労者世帯の所得がこの10年余でどんなに減少… 続きを読む 産経新聞も、いいところまで近づいたんだけど…

若い男女の収入格差はなくなった、というが…

「日本経済新聞」の本日1面トップのニュース。総務省の調査で、30歳未満の単身者世帯の可処分所得で、女性の平均額が男性の平均額を上回ったという。「日経」は、手回しよく「日本の男女の賃金格差も転換点を迎えつつある」とコメント… 続きを読む 若い男女の収入格差はなくなった、というが…

デフレの原因は賃金の下落

富士通総研エグゼクティブ・フェローの根津利三郎氏が、「米国は日本のようなデフレにはならない」というコラムを書かれている。曰く、アメリカも日本と同じようにデフレになるのではないかという論調があるが、アメリカがデフレになる可… 続きを読む デフレの原因は賃金の下落

勤労者の給与が減り続けては景気回復もおぼつかない

厚生労働省の毎月勤労統計調査(毎勤統計)の2009年分が公表されました。それによれば、勤労者1人当たりの月平均現金給与総額は前年比3.9%減。3年連続のマイナスであるだけでなく、1991年以来、最大の減少率 ((毎勤統計… 続きを読む 勤労者の給与が減り続けては景気回復もおぼつかない

月1000円でなにを期待するのか?

日本経団連の御手洗会長が、大手企業の春闘が賃上げで妥結したことについて、「消費の拡大や内需振興につながることを期待する」とコメント。 しかし、月1000円程度の賃上げで、なにほどの消費拡大ができるというのだろうか? すで… 続きを読む 月1000円でなにを期待するのか?

労働生産性をめぐる2つの記事

たまたまでしょうが、今日の新聞に、日本の労働生産性をめぐる2つの、対照的な記事が出ていました。 1つは、「日経新聞」の「労働生産性、米の7割」という記事。内閣府の分析で、2005年時点の日本の労働生産性がアメリカの7割(… 続きを読む 労働生産性をめぐる2つの記事