橋下・維新の会を支える財界人たち

日本経済新聞が「橋下改革を支える経済人たち」という記事を掲載している。 それによれば、大阪には「経済人維新の会」というのがあって、関西経済同友会や大阪青年会議所、堺屋太一氏の「堺屋塾」のメンバーなどが顔を連ねている。「経… 続きを読む 橋下・維新の会を支える財界人たち

班目委員長の発言の真意は…?

原子力安全委員会の班目委員長が、原発のストレステストについて「『1次評価』だけでは安全性を評価するには不十分だ」と発言しています。これがもし本当だとしたら、「1次評価」合格で原発を再稼働させようという政府の思惑を完全に吹… 続きを読む 班目委員長の発言の真意は…?

最初から「補正」の必要な選挙制度って何?!

衆院の選挙制度改革にかんする各党協議会で、民主党の樽床幹事長代理が、比例定数80削減などの「座長私案」を提示。 比例の一部に連用制を導入する可能性を匂わせて、公明党を引き込もうとしていることは明白なのだが、それより、そも… 続きを読む 最初から「補正」の必要な選挙制度って何?!

班目さん、「瑕疵があった」と認める

原子力安全委員会の班目春樹委員長と、原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長が、国会事故調で証言。 班目氏は、「瑕疵があった」「対策をやらなくてもいいという言い訳に時間をかけた」と、原子力安全規制体制の欠陥を認めたが、無責任と… 続きを読む 班目さん、「瑕疵があった」と認める

“実は温度計は8個壊れてました”

先ほど、テレ朝・報道ステーションが取り上げていて、驚いたのですが、福島第一原発2号機の圧力容器の温度計は、実は8個壊れていたというのです。 “温度計の故障”でも拭えぬ不安:報道ステーション|テレビ朝日 圧力容器の温度計8… 続きを読む “実は温度計は8個壊れてました”

「原発に絶対的な安全を求めるのは不可能」

泊原発の廃止を求める住民訴訟で、北海道電力が「原発に絶対的な安全性を求めるのは不可能」とする答弁書を提出!! う〜ん、福島原発事故で世の中変わったというけど、確かに変わった。しかし、どうせ、「絶対的な安全性を求めるのはそ… 続きを読む 「原発に絶対的な安全を求めるのは不可能」

いよいよインフレ政策を本気で進める気か?

古川元久・経財相が、「2%程度の緩やかなインフレの達成」を全力でめざすと発言。 2%程度の緩やかなインフレ達成に向けて努力=経済財政担当相 | Reuters デフレ脱却のためのターゲット・インフレ論だけれども、通貨政策… 続きを読む いよいよインフレ政策を本気で進める気か?

所有か占有か?

『資本論』の「否定の否定」のパラグラフで、最後に登場するところは「共同占有」なのか「共同所有」か。少し考えてみました。

英ガーディアン紙 ”マルクスは銀行家のためにセラピーを提供などしない”

イギリスのガーディアン紙のサイトに、2月2日付で、こんな論評が掲載されておりました。題して、「カール・マルクスは銀行家のためにセラピーを提供などしない」。 経済危機で誰もがマルクスを取り上げるようになったが、マルクスは決… 続きを読む 英ガーディアン紙 ”マルクスは銀行家のためにセラピーを提供などしない”

生産手段の共有の基礎の上に再建される個人的所有は生産手段に対する所有か?

この問題について、大谷禎之介氏の『マルクスのアソシエーション論』(桜井書店、2011年)を読んでみました。大谷氏の「アソシエーション論」については共感する部分も多いのですが、その全体を論じる能力は僕にはありません。ここで… 続きを読む 生産手段の共有の基礎の上に再建される個人的所有は生産手段に対する所有か?

生産手段の共有にもとづく個人的所有の再建とは

マルクスが考えた「生産手段の共有にもとづく個人的所有の再建」とは何かについて呟きました。 本日のツイートは、このほかにも、余ったもやしは茹でて冷凍しておけばよいという、大変ためになることを教えていただきました。(^_^;… 続きを読む 生産手段の共有にもとづく個人的所有の再建とは

大瀧雅之『平成不況の本質』

大瀧雅之『平成不況の本質』(岩波新書)。読み終わったけれど、感想を書いてなかったので、あらためて。 結論から言えば、本書はマルクス経済学とはまったく異なる立場からのものだけれども、「公正な所得配分」を実現することこそが、… 続きを読む 大瀧雅之『平成不況の本質』