一昨年亡くなられた佐々木潤之介先生の論文集『民衆史を学ぶということ』をいただきました。このなかに収められたいくつかの論文を探すのをお手伝いしただけなのですが、ありがとうございます。m(_’_)m このなかの第… 続きを読む いただきました 佐々木潤之介『民衆史を学ぶということ』
カテゴリー: 歴史学
結局買ってしまった 長谷川毅『暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏』
出版当初から気にはなっていたのですが、結局、買ってしまいました。まだ読み始めたばかりですが、このあたりはほとんど勉強したことがないので、関連文献も含め、ちょっと勉強してみたいと思います。 著者は、スターリンが対日参戦の条… 続きを読む 結局買ってしまった 長谷川毅『暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏』
読んでいます 中公版・日本の歴史『開国と攘夷』
先日の歴史教科書シンポジウムの討論のときに、琉球大学教授の高嶋伸欣さんが、日本の対アジア観という大事な問題に関連して、小西四郎著『開国と攘夷』(中央公論社版日本の歴史<19>、親本は1966年刊)を紹介されて… 続きを読む 読んでいます 中公版・日本の歴史『開国と攘夷』
歴史教科書シンポジウムに参加してきました
今日は午後から、シンポジウム「歴史教科書いままでとこれから」に参加してきました。参加者は80名を超え、会場はいっぱいで熱気にあふれていました。 昨年は、「つくる会」の教科書採択をめぐって全国で大きな運動がおこなわれ、結果… 続きを読む 歴史教科書シンポジウムに参加してきました
「建国記念の日」反対2・11集会
今日は、永田町の星陵会館で開かれた「建国記念の日」反対2・11集会に参加してきました。といっても、大幅に遅刻し、吉田裕・一橋大教授の報告だけしか聞くことができませんでしたが…。 吉田さんは、小泉首相の靖国参拝やら麻生大臣… 続きを読む 「建国記念の日」反対2・11集会
腰痛4日目…吉田孝『歴史のなかの天皇』
出勤途中の電車の中で、1月の岩波新書、吉田孝著『歴史のなかの天皇』を読み終えました。古代史が専門の吉田先生ですが、中世、近世から近代、現代の天皇制まで
懐かしい本 山崎隆三『地主制成立期の農業構造』
古本で、山崎隆三著『地主制成立期の農業構造』(青木書店、1961年刊)を入手。学部のゼミで、佐々木潤之介先生に報告するように言われた本です。 僕が苦労して報告したあと、佐々木先生は、この本で大事なのは、第5章「近世後期に… 続きを読む 懐かしい本 山崎隆三『地主制成立期の農業構造』
新刊紹介の原稿をアップしました
恩師・佐々木潤之介先生の遺著『江戸時代論』(吉川弘文館)と中村政則先生の『戦後史』(岩波新書)の紹介原稿をアップしました。 中村先生の『戦後史』について、前にコメントしたときは、とりあえず気になったところをあれこれ書きま… 続きを読む 新刊紹介の原稿をアップしました
田原総一朗『日本の戦争』
本書は、田原総一朗氏が1998年7月から2000年10月まで、『SAPIO』に連載したもの。親本は2000年11月に小学館から出ています。御本人が「全くの素人として、5年にわたって、まるで迷路を歩くように、太平洋戦争勃発… 続きを読む 田原総一朗『日本の戦争』
入江昭『歴史を学ぶと言うこと』
アメリカ外交史の泰斗・入江昭氏が、自分がどんなふうに歴史を学び、研究を志してきたかをふり返った一冊です。入江昭氏というと、1953年にアメリカに留学し、その後、ハーヴァード大学の大学院に進み、日本人ながらアメリカ外交史の… 続きを読む 入江昭『歴史を学ぶと言うこと』
安丸良夫先生の最終講義
今日は、午後から、安丸ゼミのOB会で、安丸良夫先生をお招きして「我々への最終講義」を行なっていただきました。 僕は、修士課程の2年間、サブゼミとしてお世話になっただけなのですが、安丸ゼミの集まりは初めて。先生とお会いする… 続きを読む 安丸良夫先生の最終講義
連鎖視点からみた日露戦争
山室信一さんの『日露戦争の世紀――連鎖視点から見る日本と世界』(岩波新書、2005年7月刊)を読み終えました。 今年は、日露戦争100年ということで、いろんな本が出ていますが、本書は、<1>日露戦争をはさむ1… 続きを読む 連鎖視点からみた日露戦争
中村政則『戦後史』(岩波新書)
日本経済史の中村政則先生の最新著です。新書1冊で、激動の戦後60年を総まくりしようという、およそ類書のない大胆な著作です。 本書の構成は、以下の通り。 序 章 「戦後史」をどのように描くか 第1章 「戦後」の成立(194… 続きを読む 中村政則『戦後史』(岩波新書)
山中恒『アジア・太平洋戦争史』
山中恒さんの『アジア・太平洋戦争史――同時代人はどう見ていたか』(岩波書店)をようやく読み終えました。全体で600ページを超える大著ですが、はまりこんで夢中になって読み進めることができました。 本書が対象としているのは、… 続きを読む 山中恒『アジア・太平洋戦争史』
佐々木潤之介『江戸時代論』 途中経過報告
先日いただいた佐々木潤之介先生の『江戸時代論』(吉川弘文館、9月10日刊)ですが、行き帰りの電車の中で一生懸命読んでいます。 まだ第1部「社会史的江戸時代史」を読み終えて、第2部「日本・朝鮮・中国」に入ったところですが、… 続きを読む 佐々木潤之介『江戸時代論』 途中経過報告
いただきました
昨年亡くなった恩師・佐々木潤之介の書き下ろし遺作、『江戸時代論』(吉川弘文館、9月刊)を、奥様からいただきました。病室にパソコンを持ち込んで、最後まで原稿を仕上げようとされていたものだそうです。元々は吉川弘文館の歴史文化… 続きを読む いただきました
勅使河原彰『歴史教科書は古代をどう描いてきたか』
帯に「『つくる会』教科書、徹底批判!」とあるので、最初は、「つくる会」の歴史教科書の古代史部分をとりあげて批判した本かと思って読み始めましたが、実際には、それにとどまらず、明治以来の歴史教科書と歴史教育の移り変わりを丹念… 続きを読む 勅使河原彰『歴史教科書は古代をどう描いてきたか』
Windowsが起動しなくなった…
日曜日の出来事。 Windows2000ではハードディスク137G以上の領域を認識しない問題で、レジストリを書き換えて認識させる作業はうまくいったのですが、そのあと、それ以前、認識していなかった領域をあわせてパーティショ… 続きを読む Windowsが起動しなくなった…
画期的な靖国神社論――赤澤史朗『靖国神社』
ようやっと赤澤史朗『靖国神社』(岩波書店)を読み終えました。 この本の靖国神社論は、画期的なものです。なぜなら、戦後の靖国の「平和主義」の可能性というものを考察の軸の1つに据えているからです。靖国神社の「平和主義」? と… 続きを読む 画期的な靖国神社論――赤澤史朗『靖国神社』
またまた地震…
関東地方でまたまた地震発生! といっても、僕は電車の中だったので気がつきませんでした。駅を出て、駅前のスーパーで夕食の総菜を選んでいるときに、店内放送で「先ほどの地震は…」とやり出して、初めて知りました。 ところで自宅の… 続きを読む またまた地震…